ポイズン・ピント(モノグラム1/24)
昨日に引き続き、「ポイズン・ピント」の2回目。モノグラム1/24キットを組み立てた完成品を全方位的にご覧頂こう。フィニッシュを担当してくださったのは、プロモデラーの北澤志朗さん。 1/43メタル・レジンの精緻なプロフィニッシュや、「モデル・カーズ」等、模型専門誌の記事用に作られる一品ものの見事な完成品で、その世界では有名なプロフェッショナルである。ちなみにこのオーダー、最初はとんでもない内容だった。プロモデラーと言えば、その塗装技術の素晴らしさが、最も解りやすい「素人との決定的な違い」だと思うが、なんとこのオーダーは、「塗装せずに仕上げてください」というものだったのだ。正確に言うと、「成型色をそのまま生かし、クリア塗装だけで仕上げる」というお願いをした。その意味は、往時のプラモデルの成型色、とりわけ折角キレイな色で成型されているモノグラムのショーロッドなれば、なんとかそれを生かせないものか、とう思惑からの注文だった。北澤さんはその考えを理解してくださり、当初はその方向性で進んでいたのだが、離型剤の悪戯か、ボディを研磨する過程で、どうにも消えない「シミ」が随所にあることが判明し、結局は通常通り塗装で仕上げることになった。この「成型色を生かす」作り方、他にも試みたプロジェクトは幾つかあったが、プラスチック・べースでは結局一度も実現できなかった。やはりキチンと作るなら塗るべし!ということなのかも知れない。


