ポイズン・ピント(ホットウィール)
ポイズン・ピントの3回目。今日は1975年に登場したホットウィール版を取り上げる。1999年と2001年にホットウィール大図鑑、及びホットウィール大図鑑Ⅱを編集した。以前も書いたが、この時期はとにかく色んな意味でホットウィールが旬で、撮影に立ち会う機会もやたら多かった。カメラマンはモデル・カーズでもお馴染みの服部好弘氏と雨田芳明氏の2名で、メインは服部さん、CGベース等、特殊な撮影は雨田氏にお願いしていた。モデル・カーズ等、模型の専門誌に携わっているとフツーのことになってしまうが、ホットウィール・サイズのミニカーを、きっちりピントを合わせ、光学的にも美しい演出を効かせながら撮影することは簡単な作業ではない。それが何百点と続くのだ! しかも大図鑑シリーズのヒストリー部分に登場するモデルの撮影は黒のアクリルを敷いたバックに乳白色のスポットを落としたセットで撮られた。アクリルは静電気でホコリを吸いまくり、しかもホットウィールはつるつる走ってしまうし、そのプラスチックのタイヤで、すぐにアクリルがキズだらけになってしまう…。ホコリやキズほど、ハッキリと写るものはなく、撮影のやり直しも、これまたしょっちゅうやらざるを得なかった。


