いすゞべレット
最初に自分のお金で買ったクルマは1972年式いすゞべレット1800GTだった。子供の頃はVWビートルが大好きで、免許を取ったらビートルを買うのだと決めていたが、漸くクルマを買える身分になった頃には、古い国産スポーツカー、中でもべレGに強く惹かれていた。
そんなわけで58万円にて田園調布の旧車専門店で手に入れたベレGは、最終型のいわゆる「お面つき」だったが、白にブラックのサイド・ストライプという理想的なカラーリング。SUツインがミクニ・ソレックスに換装されており、ショップの人が、“このベレGはベレGRより速いよ“と言ってくれた通り、実際速かった。クロス・ミッションとカチッと決まるシフトの恩恵で、ヘタクソなりに運転も楽しかったものである。
で、写真は有名な三共製1/32プラモデルのベレット・セダン。このシリーズ、初代ファミリアやコルト等、国産セダンだけをラインナップした実に渋い展開。当時のセールスの如何は知らないが、古い国産自動車キットが語られる時には必ず登場する有名な存在だ。三共なき後、オダカ名義で再販され、ミドリ名義の版もある。ご存知の通り、この辺りは平野御大(おやじ)がご専門である。


国産の1/32キット続き。国産キットだが、題材は外国のレーシングカー。ご覧の通り、スロット・レーシング全盛期を象徴する車種の1つと言える
再びモノグラム製1/32キットに戻る。先日来、ご紹介してきたものより随分新しい、1970年代後半の「スナップ・タイト(接着剤不要)」タイプのキットである。
これまでいわゆるホワイトメタル・レジン、すなわちハンドビルド系1/43スケール・モデルを全く取り上げてこなかったので、しばし、このジャンルをものを取り上げてみようと思う。
昨日に引き続き、1/43ハンドビルド系モデルの紹介。写真のロータス76は、昨日のロータス72と同じくイギリスのメーカー、SRCの1/43ホワイトメタル・キットをベースに組まれたもの。長く活動したSRCは評価が曇らない稀有な存在であったが、中でもこの76のキットは、平面の組み合わせによる実車のボディ・フォルムがSRCの工法にマッチした結果か、数少ないこの車種のモデルとしては決定版と言える内容となっている。
1/43ハンドビルド系モデルの紹介と言いながら、1970年代のロータスF1ばかりになってしまっております…。しかし自分的には致し方なし。元よりホワイトメタル/レジンのジャンルは、マスプロにない車種の製品化が存在意義の重要な部分を占めていたはずで、そう考えると、自分にとっての「満たされなかった車種」とは、すなわち1970年代のF1、とりわけロータスだったということがよくわかる。
プレスカンファレンス仕様のロータス77を、ウェーブ1/43ベースに作った話の続き。実はロータス77のキット自体が世の中に全くなかった時期にも、1/43でフルスクラッチという暴挙に及んだことがあった。写真のモデルがそれ。モデル・カーズの連載記事にて、1976年の「F1選手権イン・ジャパン」を1/43モデルで再現する為に制作されたものだ。
1/43のJPSロータス連載(?)は、またまたタイプ「77」だ。なんじゃ!このデキの悪いのは?と仰る向きも少なくないと思うが、写真のモデルは結構貴重な初期のジョン・デイ製キットをベースに組まれたものなのだ。
1/43の1970年代ロータス続きです。72→76→77と来れば、→78→79と行きたい所ですが、この2つは超メジャー級なので、敢えて飛ばし、1979年の「80」へ行きます。このマシーンも76や77同様に発表時の印象が強烈でした。79より更に強力なダウンフォースを発生するグランド・エフェクトカーとして設計された80には、前後のウイングがなく、ノーズに置かれた小さな「トリム・タブ」とリアのフラップだけで事足りる、と考えられていたようです。残念ながら実戦ではすぐに前後ウイングが取り付けられ、さしたる戦績を残すことなくお蔵入り、代わってタイプ79が再び引っ張り出されるという、タイプ76と全く同じ運命を辿りましたが、マルティーニ・カラーをロータス本来のグリーン地にあしらったその姿は、インパクト大でした。写真のモデルはイタリアのMGモデルズ製キットをベースにプレスカンファレンス仕様に仕立てられたものです。フィニッシュはジョー・高安氏(モデル・カーズ34号掲載)。
ゴールドリーフカラー+フルチューンのロータス・ヨーロッパでヒストリックカー・レース常勝を誇る「ロニー・ピーターソン」フリーク、N氏の話つづき。
昨日の続き。N氏がロニーのシューズを落札した後に起きた問題とは? 実はN氏は非常に多忙な職種に就いている為、入札・落札などの作業一式を代理業者に任せていた。落札後、その代理業者が先方に連絡したところ、「落札した本人以外にはシューズを発送しない!」という返事。代理業者がいくら事情を説明しても、先方はなかなかに頑固で意見を曲げようとしない。困ったN氏から自分に連絡が入った。