いすゞべレット
最初に自分のお金で買ったクルマは1972年式いすゞべレット1800GTだった。子供の頃はVWビートルが大好きで、免許を取ったらビートルを買うのだと決めていたが、漸くクルマを買える身分になった頃には、古い国産スポーツカー、中でもべレGに強く惹かれていた。
そんなわけで58万円にて田園調布の旧車専門店で手に入れたベレGは、最終型のいわゆる「お面つき」だったが、白にブラックのサイド・ストライプという理想的なカラーリング。SUツインがミクニ・ソレックスに換装されており、ショップの人が、“このベレGはベレGRより速いよ“と言ってくれた通り、実際速かった。クロス・ミッションとカチッと決まるシフトの恩恵で、ヘタクソなりに運転も楽しかったものである。
で、写真は有名な三共製1/32プラモデルのベレット・セダン。このシリーズ、初代ファミリアやコルト等、国産セダンだけをラインナップした実に渋い展開。当時のセールスの如何は知らないが、古い国産自動車キットが語られる時には必ず登場する有名な存在だ。三共なき後、オダカ名義で再販され、ミドリ名義の版もある。ご存知の通り、この辺りは平野御大(おやじ)がご専門である。


