ピント・ファニーカーのキット
再びモノグラム製1/32キットに戻る。先日来、ご紹介してきたものより随分新しい、1970年代後半の「スナップ・タイト(接着剤不要)」タイプのキットである。
この時代は、さしものモノグラムも時代の波に翻弄されている感が漂うが、その実、キット自体のクオリティは、なかなかに捨てがたい。モールドもシャープだし、プロポーションも良い。接着剤どころか、極端な話、塗装せずともそれなりの見栄えになるように、多色モールドの成型色で工夫を凝らす姿勢には感じ入ってしまう。
この時代から更に時を経て、1980年代半ば以降になると、モノグラムの1/32キットは、再び突出したクオリティをアピールするようになる。その素養は、この時代のスナップ・タイトにも充分うかがえると思う。


