本日、横浜の赤レンガ倉庫で、毎年恒例の「ホビーフォーラム」が開催された。古くは藤沢で開催され、その名も「湘南ホビーフォーラム」と銘打たれていた当イベントは、模型スワップミート的な要素を強調しつつも、本来のコンセプトを守りながら、今や大盛況を見せるに至っている。模型愛好家クラブの展示とスワップミートを別のスペースで展開しているのも、各々の客が落ち着いて楽しめるために為された工夫で、これが全体に飽きのこないための演出へと繋がっているようにも感じる。なにしろ楽しいイベントであった。スワップミート・エリアでは、やはりミニチャンプス、エブロを中心とするダイキャスト・ミニチュアカーが多いが、1/43~1/20のキットや完成品も充実しているのが特徴的。客層も多岐に渡り、良い熱気が会場に溢れていた。
買い物をする気はまったくなく、なおかつカメラが過日の「もてぎイベント」で水を浴びたらしく不調なので、挨拶まわりを主目的として行ったのだが、結局写真のモデルを連れて帰ってきてしまった。フライ1/32スロットカーのBMW CSL TURBOのアートカーで、少し前に出た限定品である。このクルマ、ロニー・ピーターソンが1976年のディジョン6時間で駆り、ジャッキー・イクスのポルシェ935と死闘を演じたモンスターとして有名だが、残念ながらモデル化は、同年ル・マンでのブライアン・レッドマン仕様となっている。ゼッケンとフィギュアを変えれば、ロニー/ディジョン仕様とはなるのだが…。
同時期にミニチャンプスから出た1/18の同車種はアートカー・ミュージアム所蔵の仕様、すなわちゼッケン21のロニー/ディジョン仕様。フライにもゼッケン+フィギュア替え仕様を出して欲しいところだ。このクルマのアートワークを担当したアメリカのアーティスト、フランク・ステラはロニーと親交があり、ロニーの死後、「ロニー・ピーターソンのために」と副題された連作を発表したことでも知られている。それだけに、このクルマの製品化においてはロニー仕様の方が理にかなっているし、商品力もよりあったはずである。
★画像をクリックすると大きな画像が見られます★


