あの胸にもういちど
ホットウィールにしろF1にしろ、自分のネタの殆どは1960年代後半~1970年代半ばまでのものだ。ものごころついてから10代のある時期までの体験を引きずり続けているわけで、いや~カッコよくない人生。こういう大人にならないように注意してくださいね、若い皆様。このブログでは殆どトイカーとモデルカーの話しか書いていないが、それ以外のあらゆるものに関して、やはり同時期の事象が自分のベースであることはどうしようもない事実。そこで今日はその時期の映画をご紹介。
1968年にイギリス・フランス合作で作られた、「あの胸にもういちど」という映画の原作はフランス現代文学を1960年代の先導した一人、マンディアルグだ。当時ミック・ジャガーと浮名を流した女優兼アーティスト、「マリアンヌ・フェイスフル」扮するレベッカが、黒革のライダースーツを素肌にまとい、1967年型のハーレー・ダビッドソンFLHで疾走する、簡単に言うとそんな映画。このレベッカこそ、峰 不二子の原型である、とはいろんな人がいろんな所で話す有名なおはなし。現代の目で見ると、黒革を着込んだ若いオンナが、敢えて巨大なFL系ハーレーを駆るという絵ヅラがカッコいいです。
多分1971~72年、小学3~4年生の頃だ。「栄光のル・マン」か「レッドサン」を父親に連れられて観に行った折、「あの胸にもういちど」の予告編を見た。子供だったが、黒革のライダースーツを着た女性と巨大なハーレーという妖しい組み合わせには強烈に魅せられた。とは言え、かなり色っぽい内容なので、無論本編を見ることは子供には叶わず…。ずっと気になる映画だったが、この度ついにDVDを購入!長年の想いを成就させました。しかも写真の限定ボックス・セットでございます。DVD+サントラCD、小冊子、そしてTシャツがセットになったもので、化粧箱のグラフィック・デザイン等にも当時のロゴがフィーチャーされた、なかなかにカッコいいシロモノ。
きっと自分と同じように、子供の頃から始末の悪い思い入れを持っていた人間が企画したのだろう。発売されたのは今年の春頃らしく、既にこのセットは入手が難しいみたいだが、取りあえず映画が見られればいいのだ!という向きには、DVD単体と原作本がホビダスでお買い求めになれます。ぜひチェックを。映像も音楽もカッコいいです。「Two Lane Black Top」とかが好きな方も、多分ハマルと思うよ。


