BVRTヴィタミン・ミニ・コーギージュニア1/64
1960年代末から1970年代初頭にかけての時期、すなわちホットウィールで言えば「レッドライン期」は自分にとってのホットウィール原体験の時代であった。オレンジ色のループ・コースを組んで、際限なく走らせて遊んだものである。当時を知るマニアの方ならご存知の通り、この時期、ホットウィールに限らずマッチボックボックスやトミカもスピードホイールを採用していたので、およそ小スケールのミニカーなら何でもホットウィールのコースで走らせることができた。無論一番のお気に入りはホットウィールだったのだが、時折カウンター的に乱入してくる他ブランドのミニカーがやけに速かったりして、それがまた刺激的で良かった。写真はコーギージュニアのBVRTヴィタミン・ミニ。剥き出しのエンジンにチョップトップという、まるでホットウィールみたいな1台なのだが、実は当時の英国ヒルクライム・シーンを荒らしまくった実在の超過激なチューンド・ミニをモデル化したものである。パープル・メタリックのボディにクリアブルーのウィンドウ、そしてクロームのインテリアという美しい仕上がりで、当時かなり気に入っていた1台だ。コイツは実に速い1台でもあった。


