ミニカーホビダス(ロゴ
TOP	ショッピング ミニカーニュース ミニチャンプス ホットウィール モデルカーファイル ホビダストップ

2006年02月

日 月 火 水 木 金 土
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28
« BACK
NEXT »

月ごとの記事一覧

  • 2008年05月 (1)
  • 2008年04月 (6)
  • 2008年03月 (4)
  • 2008年02月 (10)
  • 2008年01月 (11)
  • 2007年12月 (9)
  • 2007年11月 (2)
  • 2007年10月 (10)
  • 2007年09月 (15)
  • 2007年08月 (21)

» もっと見る

« 2006年01月 | トップ | 2006年03月 »

2006年02月

2006年02月01日

京都紫野・和久傳の「西湖」

 田舎に帰るたびに楽しみにしていたことの1つが、「あやめ団子」を食べることだった。「みたらし団子」同様、場所によって異なると思うのだが、私の故郷、富山の「あやめ団子」とは、少しあぶった団子に黒糖の蜜をまぶしたものである。とりわけ、自宅の裏にある餅屋が作るものが好物だったが、独り者だった店主がが少し前に亡くなった。他の店のものをいろいろ試してみたが、「あの味」ではない。とは言え、黒糖の味そのものが好きなので、黒糖と聞くと取り敢えず試してみたい衝動にかられる。
 そんな折、知ったのが京都紫野の老舗料亭「和久傳(わくでん)」の和菓子「西湖(さいこ)」である。西湖はレンコンを精製した蓮粉、和三盆、和三盆糖蜜で作られた弾力のあるゼリーのような食感の菓子。熊笹で包まれており、香りも良い。
 名も無きあやめ団子と比べられては銘菓も甚だ迷惑だろうが、自分の中で失われた「あの味」を満たしてくれたのは西湖であった(西湖は東京でも百貨店で手に入ります)。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月01日 22:27 | コメント (0)

2006年02月03日

シンプソンのヘルメット型マウス

 オートバイに乗っているわけでもないので、ヘルメットには縁遠い生活をしているのだが、小僧のころからF1に憧れていたので、実はヘルメットにも憧れております。1970年代のF1パイロットに憧れたということになると、基本は「BELL」ということになりますが、他にも「GPA」とか「AGV」とか、変わったところで「ビタローニ・ストラトス(アルツーロ・メルツァリオが被っていた!)」とか、ありました。1979年に限ってのことだと思うのですが、アメリカのシンプソンが進出したこともありました。前1978年のチャンピオンだったマリオ・アンドレッティ(当時ロータス)とジェームズ・ハント(当時ウルフ)がシンプソンを被っており、とりわけロータス党だった自分は、グランド・エフェクトを極めながら走らぬ「マルティーニ・ロータス80」と未来的なデザインのシンプソン「スターウォーズ・ヘル」を被ったマリオの組み合わせが露呈する、ルックスの素晴らしさとは裏腹のダメダメっぷりに痛く感動したものです。ダメダメゆえに素晴らしくカッコ良く見えたのです。さてオヤジの思い出話は置いといて写真のシンプソン。実はパソコンに使うスクロール・マウスです。サイズは実物の1/5スケール。ホビダスのマーチャントである東京・高円寺の「ホットワイヤー」さんに営業でお伺いした折、ついつい買ってしまいました。カラーはもちろんマリオのそれと同じシルバーをチョイス。しかしご機嫌で帰社して早速使おうとすると、となりのワタナベ・デスクに、「それ、ホビダスで売ってますよ。ホビダスで買わなきゃダメじゃないですか!編集長」…怒られてしまいました。いや~失敗失敗。罪滅ぼしにせめて一口インプレします。マウスはある程度の重量があった方が使いやすいと思うのですが、その点、このシリーズ、お薦めと思います。しかしサイズはクルマのシフトノブ位なので、使用時の指はマウスを握りこむ感じになります。その点、好みが分かれるポイント。しかしいつでもシフトノブを握っていたいクルマ好きにはお薦めですよ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月03日 19:16 | コメント (5)

2006年02月05日

話題の「表参道ヒルズ」に京商のアンテナショップ開店


▲「KYOSHO OMOTESANDOの店舗外観。」

▲店内内装にはモダン・マテリアルが駆使され、刺激的な大人の空間が演出されている。

▲店内にはミニッツレーサーのコースも設置。傍らにはバーもあり、軽くビールを楽しみながらのレースに興じることもできる。

▲ダイキャスト・ミニチュアカーだけでなく、ミニッツ・レーサーを中心とするR/Cモデルも豊富に品揃えされる。

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 2月11のオープンに向けて、俄然注目の集まる「表参道ヒルズ」は、かつて表参道の顔であった「同潤会アパート」あとに建築され、同地区再開発の目玉となっています。そんな表参道ヒルズに、模型メーカー「京商」のアンテナショップ、「KYOSHO OMOTESANDO」がオープンされることをご存知でしょうか? ここでは「KYOSHOオリジナル・ミニチュアカー」と、「ミニッツレーサーを核としたR/Cモデル」の展示・販売がメインとなりますが、「モデルホビーの社会的地位向上とKYOSHOブランドの情報発信基地」としての役割を担うアンテナ・ショップだけに、その機能は単なる展示・販売にとどまりません。

 「大人の隠れ家をイメージした遊びのスペース」というコンセプトの元、ショップ内にはミニッツレーサー用のR/Cサーキットに加えてバーカウンターも併設され、ビール、ソフトドリンク、スナック類が楽しめるスペースとなっているのです。凝った照明、ガラス、アクリル、アルミ、ラバーといったモダンなマテリアルが効果的に配された内装は、大人がゆったりと楽しめる為の演出といえましょう。くつろぎの空間でひととき少年に帰る。そんな楽しみがあなたを待っています。

 この全く新しいホビーカルチャー空間「KYOSHO OMOTESANDO」のオープンは、2月11日(祝・土)午前11:00。オープンに合わせた記念ミニカーも用意されているそうです。

●KYOSHO OMOTESANDO
東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズB3F
03-5785-0280
営業時間11:00~21:00(年中無休)
http://www.kyoshoshop.com/

●京商1/12ダイキャスト「フェラーリF40ライトウェイト」の情報はコチラ!
●京商1/64ダイキャスト「アルファロメオ・コレクション」の情報はコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月05日 16:28 | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年02月07日

IGNITE(イグナイト)2号出ました!

 ホビダスのマーチャントでもあるアメリカン・トイカー/アパレル専門店の「Hot Wire(ホットワイヤー)」の石橋店長と奥様のヒロコさんが作っているアメリカン・カーカルチャー・フリーペーパー「IGNITE(イグナイト)」の2号目が出ました! 本当に出るのかな~とかなり心配しつつワタクシも趣味の範囲でちょこっとだけお手伝いしました。いや~濃い内容。字が小さくて老眼にはツライけどグラフィックを見るだけでもワクワクです。ホットウィール関連情報ページも充実しているので、ホットウィール・ファン必見。あとモデルのMIWAちゃんが素晴らしいことは言うまでもないので男子なら必見! 隔月ペースで頑張るとのこと、本業の傍ら大変だと思いますが、応援してますよー。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月07日 00:02 | コメント (0)

スカルに惹かれるのはなぜか?

 昔からの熱心なホットウィール・ファンならご存知、1973年のサイドラインの「ランブラーズ」からリリースされた傑作「Bone Shaker(ボーン・シェイカー)」は、ドギー・スタイルで構えた人間の骸骨(スカル)をそのままモーターサイクルのフォルムに見立てた作品だった。1973年はホットウィールのレアイヤーであると共に、爛熟を感じさせる過激なデザインの怪作を、とりわけサイドラインに多く見ることができる面白い年である。そして、このボーンシェイカーはその年の象徴とも言える1台。そんなホットウィールの若き日々におけるアイコンの1つ、ボーンシェイカーの名を継承するモデルが、今年2006年のファースト・エディション(新金型)に加わった。デザインを手懸けたのは御大ラリー・ウッド。さすがにラリーの作品だけあって、ホットロッドの正当なスタンスとその名が象徴するホットウィールにおける偉大なアイコンが融合された1台となっている。それにしても、なぜ我々はスカルに惹かれるのか? 今も昔もスカルは必殺技的に男子の心に刺さる。サンスターの「スパイパック・メモ帳」にシビれた世代としては鉄十字とスカルはイケてるものの象徴である。しかしオヤジであるからには、「良いスカル」と「良くないスカル」を敢えて自分なりに見極めて行くのが面白いのではないか?と思っている。

●初代ボーンシェイカーの詳細はコチラ
●初代ボーンシェイカー兄弟車ゴーストライダーの記事はコチラ
●ホットウィールにおけるジャーマン・モチーフに関する記事はコチラ

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月07日 22:44 | コメント (0)

2006年02月09日

ホットウィール「クラシック・コード」

 最近しばしば営業に出かける。やはり担当は模型・玩具系のお店。一通りお話させて頂いて、なんとか色よいお返事を頂戴できそうになると、気が緩んでくるのか、店内に並んでいる商品が気になりだしてしまう。写真のホットウィール「クラシック・コード」もそんな調子で連れて帰ってきてしまった1台。
 日本では入手しにくい「Hot Wheels.com」の限定品である。このラインにはおおまかに2種類あって、ひとつはベーシックカーの最近の金型をベースにシャシーをプラからダイキャストに変更、トーションバー・サスとレッドライン・ホイールをフィーチャー、スペクトラフレーム・カラーで仕上げてヴィンテージふうのフィニッシュとしたもの、もうひとつは既に絶版となって久しい金型のモデルを復刻(もしくはリメイク?)しているものだ。どちらも魅力的なラインナップが多く、時折ぽろりと買ってしまう。写真のコードは、初期ホットウィールの中でも傑作の誉れ高き1台を復刻したもの。ラベンダーを感じさせるスペクトラフレーム・ブルーが美しく、オリジナルに比べて若干高い車高を差し引いても魅力的な1台だ。コードと言えばデューセンバーグ、前衛的なデザインと前輪駆動で知られるが、ホットウィールではホットロッド化されるにあたり、FR化された設定となっている。それにしてもデューセンバーグと言えば「ミカ・バンド」である。歳である…。

●同じシリーズ「バイ・フォーカル」の記事はコチラ
●「バイ・フォーカル」の記事の続きはコチラ

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月09日 00:45 | コメント (0)

表参道ヒルズ「KYOSHO OMOTESANDO」内覧会

 2月11日のオープンに向けて、「表参道ヒルズ」で商業施設の内覧会が開かれました。京商のアンテナショップ「KYOSHO OMOTESANDO」内覧会の様子をお伝えします!
●KYOSHO OMOTESANDO
東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズB3F
03-5785-0280
営業時間11:00~21:00(年中無休)

http://www.kyoshoshop.com/

★画像をクリックすると、大きな画像でご覧になれます★

▲洗練された大人っぽい店がまえ。
▲本格ホビー・メーカーとしての京商を象徴するR/C飛行機やボートが出迎える。
▲入り口脇のガラスケースのディスプレイ。
▲スケール別、ライン別に京商オリジナルのミニチュアカーが陳列される。
▲一番人気のフェラーリやランボルギーニ等のスーパーカー。
▲バレンタインデーを意識したラッピングが施されたミニチュアカーのディスプレイ。
▲小さな本格的R/Cカー、「ミニッツレーサー」の品揃えが大変充実している。
▲店内にはミニッツ・レーサーのサーキットもある。
▲サーキットの脇にはカウンター・バーが併設される。ビール、ソフト・ドリンク類あり。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月09日 19:56 | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年02月11日

BMW M1アンディ・ウォーホル●フライ1/32スロットカー

 ここのところミニチャンプスとフライから初期のBMWアートカーを題材とするモデルが発売になっています。

 個人的にはBMWアートカーと言えば最初の4台にとどめを刺すと思います。2代目の3.2CSLミリメートルは、ロニー・ピーターソンが駆ったマシーンなので、とりわけ別格なのですが、一般的な人気が最も高いのはアンディ・ウォーホルが仕上げた1979年のル・マン出場車「M1」かも知れません。

 そのM1のフライ製1/32スロットカーが遂に発売になりました! 

 例によって化粧箱入りの限定品としてリリースされたこのM1、アンディ先生が、ぺたぺたとハケ塗りした質感まで忠実に再現されたカラフルな一品となっています。箱のグラフィックも大変よい出来栄えです。この実車に関して妙に詳しいホビダス営業部の石黒氏によれば、このアートカーにおけるアンディ先生のコンセプトとは、「レース・スピードで走った時に色彩が溶け合って、別の彩りに変化して見える。或いは見えなくなったりする(?)」…うろおぼえで恐縮ですが、そんなカンジらしいのです。

 そーか、それじゃこのスロットカーをスケール・スピード300km/h位で走らせて、実際に見てみようぜ! という愚かな野望のために、買ってしまったワタクシです。いつになるかわかりませんが、近々実験の結果をお知らせしたいと思います。なお、このスロットカー、現在ホビダスに出品されています。アートカー関連商品は足が早いので、お求めは速攻でお願いします!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月11日 02:06 | コメント (1) | トラックバック (1)

「英国式幸福論。」in 丸ビル 開催中!


▲イベントは盛況でした!

▲バレンタインデー直前の祝日だけにカップル多し…。

▲ジャガーとレンジに足を止める「団塊の世代」が目立った。

▲ジャガーは女性にも人気でしたよ!

▲大人になったら乗りたい?レンジ・ローバー。

▲トークショーの様子。

▲左から中島さん、吉田さん、桧井さん。

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 ホビダスはじめネコ・パブリッシングも協力している、英国政府観光庁の「英国式幸福論。」。このキャンペーンの一環として現在「丸ビル」で開催中のイベント「英国式幸福論。」in 丸ビル に行ってきました。

 ライフスタイルや音楽など、英国の現在を伝えるさまざまなアトラクションが行われるなか、11日にはホビダスのブログで超人気ので吉田由美さん、レーシングドライバーの桧井保孝さんによるトークショーが、中島秀之さんの司会で開催されました!
 トークショーの模様は「フロムROSSOエディターズ」ブログやROSSO次号で紹介される予定です。

 このメンバーによるトークショーは、明日12日の15:45~16:30に、もう1回開催されます。英国・自動車文化の断面を多面的に味わえると共に、ユーモラスなエピソードも飛び出す必見・必聴の内容! それにしても吉田由美さんのまばゆさに思わず足を止める男性の多かったこと!

●ホビダス的「英国スタイル」はコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月11日 21:33 | コメント (0)

2006年02月12日

チョコの日はロニーの誕生日!


▲1/32スロットの原点、英国「スケーレクス・トリック」から1960年頃にリリースされたモデル、ジャガーDタイプ。最近のスロットカーは素晴らしい出来栄えですが、このオタマジャクシみたいな造形も見事だと思いませんか?

▲チョコ情報1:東京・白金台「オリオール・バラゲ」のボンボンショコラ。スペインのアトリエから空輸されている。味は25種類あるが、全てカカオ型。有名なのは口の中でパチパチはじける「マスクレーター」。写真はそのささやかな4個入り。

▲ホットウィールの電動版シズラーのサイドライン「チョップサイクルズ」からの1台「リップタイル」。デザインは、1973年の「ランブラーズ」や1973年のチョップサイクル全般を手懸けた奇才・故ボブ・ラブジョイ。ワニはラバーで出来ている。

▲チョコ情報2:薔薇を型どった美しいチョコで知られる東京・京橋「メサージュ・ド・ローズ」が、銀座・松屋デパートのテーマ「幸福の豚」に沿って仕上げた全長3cmほどの昼寝中の子豚型チョコ「シェスタ」。子供にも喜ばれそう。

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 もうじきチョコの日。関係ありませんが、チョコの日は「ロニー・ピーターソン」の誕生日でもありますよ。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月12日 21:16 | コメント (0)

2006年02月13日

ロニー・ピーターソン生誕62年

 というわけでロニー・ピーターソンものを探しましたら、懐かしいサフィール・チャンピオンの約1/64スケール「マーチ711」が出てきましたのでご紹介します。サフィールはフランスの古いミニチュアカー・ブランドで、1960年代には戦前に題材を求めた愛らしいクラシックカーのモデルを多数ラインナップしていました。同じフランスの同時期の「ノレブ」や「ミニオール」などと同じく、主なパーツにプラスチックを使っていたのが特徴です。1970年代初頭頃までには、1/43スケールのスポーツプロトやGTカーもラインナップするようになり、スポンサーのロゴ・マーキングを詳細に再現したデカールとボディ色のリアリティは、一部ソリドを凌ぐと個人的に思います。但し開閉アクション等のギミックは概ね無いので、ミニチュアカーというよりは、その後のメタルやレジン製モデルカーに近いアプローチを感じさせます。

 「チャンピオン」は1970年代初頭のシリーズで、F1マシーンだけがラインナップされました。小スケールながら、ボディ・フォルムは各車の特徴をよく捉えており、デカールによるマーキングの再現には1/43譲りの拘りが見られます。写真のマーチ711実車は、ロニーが1971年にドライブしたマシーン。お盆のようなフロント・ウイングが目を惹く奇怪なデザインでした。ロニーはこの奇怪なマシーンで一気に第一線に踊り出、ジャッキー・スチュワートに次ぐランキング2位を獲得、将来のチャンピオンを嘱望されたのでした。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月13日 23:28 | コメント (0)

2006年02月14日

ホットウィール「シズラー」をレストアする話


▲シズラー「ファット・ダディ」ファイヤークス(1973年)

▲ブロワーとウィリーバーを持つホットロッド・チューン。

▲充電には単一乾電池×2本ないし4本内蔵する「グース・ポンプ」充電器を使用。

▲内部には充電式水銀電池とキャラメルモーターを内蔵。これはレストアされたもの。

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 ホットウィールが1970年から展開した充電式の電動ミニカー「シズラー」のシリーズは、当時日本でも発売され、通常のホットウィール以上に人気を集めたと記憶しています。コースセットは軒並み通常のホットウィールよりも大きく、価格帯も上だったので、尚更のこと憧れる子供たちが多かったのでしょう。しかし現在、ヴィンテージ・ホットウィール市場では、なかなかその現物にお目に掛かることができません。仮にお目に掛かれたとしても、その多くは既に不動車となっています。
 
 シズラーで遊んだことのある方ならご存知だと思いますが、この充電式電池は当時必ず「液漏れ」を起こし、周辺の基盤やモーターに緑青を発生させ、ボディやメッキ部品までことごとく侵してしまうという問題がありました。コンディションの良いものが殆ど残っていない原因はここにあります。仮に外観の程度が良くても、まず不動車。しかしなんとか当時のように走らせてみたい。そう思うのは自然ですが…。
 
 なんと、この不動車のシズラーをレストアして走らせているマニアもいるのです! ボディを外し、基盤を作り直し、モーターをレストアし、電池は新品に交換、最後にボディを磨き上げて、剥げたメッキ部品は全て再メッキ処理を施すという凝りようなのです。
 
 写真のシズラーもそうしたレストアを施された1台。見慣れた通常のシズラーではなく、1973年に1年間だけ展開された「ファット・ダディ」というディフォルメが効いたラインです。このブログでも何度か書きましたが、1973年はホットウィール一族のレアイヤー。ファット・ダディもなかなかのレアアイテムです。写真のモデルは「ファイヤーワークス」とネーミングされたファイヤーバードで、カー・カートゥーンの元祖、ディブ・ディールの影響を感じさせるグラマラスな造形となっています。

●シズラーのテスト動画はコチラ!

●一瞬のシズラー走行シーンを見る方はコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月14日 23:21 | コメント (2)

2006年02月16日

ホットウィール・チョップサイクルズをレストアする話


▲チョップサイクルズ「マイティ・ゾーク」(1972年)

▲エンジン下から伸びているのは脱着式バンパー。

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 昨日は、いにしえの電動版ホットウィール「シズラー」について書きました。今夜も引き続き、1970年代初頭の電動ホットウィール一族の話題をお伝えしましょう。チョッパーだけがラインナップされたホットウィールのサイドライン「ランブラーズ」の電動版と言えるのがトライク(3輪)だけで構成された「チョップサイクルズ」のシリーズでした。キャラメルモーターと充電式バッテリーを備える基本構造は同じで、バッテリーの液漏れによる機関とボディ関係の腐食という問題も同じ。従って、やはりコンディションの良い完動品には、まずお目にかかれません。

 というわけで、この「チョップサイクルズ」をレストアして走らせているマニアも存在します。オリジナルから型を取ったレジン製の忠実なレプリカも存在します。写真のモデルはオリジナルのチョップサイクルズの1台で「マイティ・ゾーク」という鳥獣をモチーフにしたオリジナル・デザインです。

 この1970年代初期の過激なデザインを手懸けたのは「ボブ・ラブジョイ」というマテルのデザイナーです。飛行機が好きだったという彼は幾多の怪作を生んで間もなくハング・グライダーの事故で亡くなってしまいました。飛行機が好きだったというだけに、空への憧れが鳥獣というモチーフを選ばせたのではないでしょうか?

 元来、子供の玩具であることは間違いないですが、このデザイン、なかなか日本人には真似できないと思いませんか? 若いデザイナーの自由な発想がそのまま形になっていた、その点がこの時期のホットウィールの美点です。なかでもシズラー、チョップサイクルズといったサイドラインには、その美点が顕著に現れていたと言えるのではないでしょうか。

●チョップサイクルズ「ゴーストライダー」レプリカの走行動画はコチラ!

●チョップサイクルズ「ゴーストライダー」の記事はコチラ!

●チョップサイクルズ「サワークラウト」の記事はコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月16日 00:28 | コメント (2)

ホットウィール・ベーシックカー2006年の全貌発表!

ホットウィール・ベーシックカーの2006年モデルが全車種発表されました。
シリーズ別に全車種ポップアップ画像で確認できます。
くわしくは下のホットウィール・ロゴをクリック!

hwlogo3.jpg



戻って来たい時はブラウザの「戻る」ボタンで戻って来てくださいね!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月16日 23:16 | コメント (0)

2006年02月18日

ホットウィール「シズラー」からの黒い1台


▲ホットウィール・シズラー「サイドバーン」(1971年)

▲ブラックのボディ成型色を持つ唯一のシズラーがこれ。

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 先日来、1970年代の充電式ホットウィール「シズラー」と、そのバリエーションについて何度か書いてきました。今回はシズラー系ラインナップの中にあって、まさに充電式の電動ホットウィールそのものと言える本家「シズラー(Sizzlers)」からの1台をご覧に入れます。

 シズラーは1970年にリリースされました。写真のモデル「サイドバーン(Sideburn)」は、その2年目、1971年に発売されたモデルです。この時期から1972年一杯が第一期シズラーと言え、1973年に「ファットダディ」シリーズが1年間のみ展開された後、1976年までリリースが一旦止まることになります。いずれの時期もホットウィールのデザイン・チームによるオリジナル・デザインのファンタジーカーがラインアップの殆どを占める中、サイドバーンもそんな1台。

 同時期の通常ホットウィールと共通した「レッドライン」の足回り、多用されるクロームのディテール・パーツとヴィヴィッドなボディ色のコンビネーションが「シズラーらしさ」と言えますが、そんなキラキラ世界の中で、このサイドバーンは、おそらく唯一ブラック成型色のボディを持ち、異彩を放つ1台でもあります。個人的に好きなモデルですが、その理由も、この「ブラック」にあります。

 なお、写真のサイドバーンはエクステリアを中心にレストレーションが施され、クローム部品は全て再メッキされています。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月18日 00:18 | コメント (2)

2006年02月19日

ホットウィール「シズラー」の現実


▲ホットウィール・シズラー「アンジェルノ」(1970年)。ボディの塗装が侵され、シャシーも基盤を中心に腐食が進んでいることがわかる。

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 先日来、ホットウィール1970年代前半における充電式シリーズ「シズラー」の話を書いてきました。
文中、くだんのシズラー系モデルには、「バッテリーの液洩れで、基盤、モーター、外装メッキ部品ボディまで侵される」という基本的な問題があったことに触れました。この問題ゆえに、今となっては現存数が少なくプレミアがつき、ひいてはレストレーションという趣味のアプローチも生まれたわけですが…。

 現代の目で見れば、バッテリーの液洩れは仕方なかったとして、本当の問題点は、傷んだバッテリーやモーターを交換できない構造にあったことがわかります。ボディとシャシーは「焼き止め」されていましたので、これは基本的に子供には脱着不能ということだし、少なくとも「バッテリー、モーター、リアタイヤのベルト」をセットにしたリペアキットが発売されていたら、シズラー系モデルの残存数は随分増えていたのではないか、と思います。

 写真は、シズラーのイメージキャラクターとも言える1台「アンジェルノ」。塗装が侵されたボディを外してみればこの通り、内部も大変なことになっています。既にバッテリーは撤去された絵柄ですが、それにして基盤の発生した緑青がすごいですね。ところで、このアンジェルノ、レーシングカーの歴史に詳しい方なら、すぐにピンとくると思いますが、1960年代のフォードGT40プロジェクトにおける実験車「Jカー」のリアにスポイラーをアレンジしたオリジナル・デザインとなっています。最近再び熱いGT40周辺。模型をコレクションなさっているなら、同時代に作られたという観点から、このアンジェルノはマストアイテムの1つだと思います。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月19日 11:07 | コメント (0)

2006年02月20日

ディフォルメ・モデルカーの元祖


▲アルプス製1/12「ファンバグ」改。(1978年)

▲単一乾電池2本でギミック走行する。

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 ディフォルメされたトイカーと言えば、何と言ってもタカラの「チョロQ」がポピュラーですね。近年のチョロQは、現行車種だけでなく、ベテランの自動車フリークをも唸らせるような1960~'70年代の名車も数多くラインナップして、子供だけでなく成人のコレクターにも幅広い人気を誇っています。もちろんこの辺り、このブログを見てくださっている方ならよくご存知のことでしょう。

 そんなチョロQ、初期には空冷ワーゲン系を題材にしたものが少なくなかったのですが、やはり元来丸っこいワーゲン系は、ディフォルメの題材として持ってこいだったと見えて、これらのモデルは現在でも人気が高いようです。

 さてこのディフォルメ・スタイル、アメリカではカートゥーン・スタイル等とも呼ばれますが、この手の造形やイラストの元祖と呼べる存在が、カートゥーン・アーティスト、「デイブ・ディール(Dave Deal)」です。空冷ワーゲン系を中心に多くの自動車カートゥーンを手懸けた彼の代表作と言えるのが、1970年代前半にプラモデル・メーカーのレベルが展開していた「ディールズ・ホイール(Deal's Wheels)」シリーズ。プラモデル自体は無論、箱絵や組立説明図も全てディフォルメ調カートゥーンで構成されたこのシリーズには大変なインパクトがありました。いきおい当時の模型界、玩具界にも大きな影響を与えたようです。写真もそんなディールズの影響濃い1台で、ディールズ・ホイールのバハバグ「Baja Humbug」をそのまま拡大コピーしたような造形です。

 元来成型色は白でしたが、再メッキなどを施しつつレストレーション行うと同時に、ボディ色とマーキングをオリジナルの「Baja Humbug」そっくりに仕上げてもらったもの。単一乾電池2本でギミック走行するバッテリー・トイです。ちなみにこのモデルのメーカーは、かつてブリキ製玩具の老舗として知られた「アルプス」です。実はこのモデル、このブログに登場するのは2回目。今回はささやかですが動画もアップしておきます。

 なお、くだんのディブ・ディールは現在でも活躍中で、彼の最も新しい仕事は、今年の夏に公開されるディズニー映画「カーズ」で堪能することができます。彼は、主なキャラクターのオリジナル・デザインを手懸けているのです!

●アルプス製ファンバグのクルクル回る動画!
●ディールズ・ホイールの記事はコチラ

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月20日 23:21 | コメント (2)

2006年02月23日

ディールズ・ホイール「スワイン・ハント」


▲レベル製1/25「スワイン・ハント」。(1970年)

▲デューン・バギーをベースとするタンクである。
フィニッシュは北澤志朗氏。

★画像はポップアップします★

 先日はディフォルメ・モデルの祖、「デイブ・ディール」氏に関して書きました。この時期、彼の名前をクローズアップしている理由は、何と言っても7月に公開されるディズニー映画「カーズ」における主なキャラクターのデザインを彼が手懸けたという情報ゆえのことです。もちろんマニアにとってはビッグ・ニュースなのですが、ビッグ・ビジネスの世界から見れば「一介のイラストレーター」が外注作業をこなしただけ、ということになるでしょう。
 しかし、既に若くはない彼に白羽の矢を立てたのが誰か知る由もありませんが、このビッグ・プロジェクトの中核をなすポジションにいる誰かが彼を選らんだことは事実。カーズ世界の基本は「自動車の擬人化」にありますから、それに相応しいテイストを持ったアーティストがデイブ・ディールである、という判断があったことになります。これはファンとしては大変に嬉しい話です。

 さて、我々モデルカー、トイカー・ファンにとって更に面白くなるのはこれからです。何故なら「カーズ」関連の商品が様々なメーカーから発売されるであろうからです。ディフォルメ・モデルカーの祖たるデイブ・ディールがデザインした「カーズ」キャラクターが製品化されるわけですから、それはすなわち、かつて1970年代において、「ディールズ・ホイール」からインスピレーションを得て多くのディフォルメ・モデルが発売された以来の出来事です。但しかつてと異なるのは、デイブの「カーズ」デザインが、そのまま正式に製品化されるということです。

 デイブ・ディールはビッグ・ネームではありますが、恐らくはカートゥーン・アーティストとして、これほど大きな仕事を手懸けたのは初めてだったのではないでしょうか。後半にさしかかってクライマックスを迎え、より広い世界で評価されつつある彼のアート。なんと幸福なアーティストなのでしょうか。

 写真はレベル社「ディールズ・ホイール」シリーズから怪作「スワイン・ハント(Swine Hunt)」。空冷フラット4を搭載したデューン・バギーをベースとするタンクです。インストラクションでは、バギーでのドライブを満喫して疲れた道端、うたた寝をした時にディブの夢に現れたクルマということになっています。このクルマとクロームされたプロシア型ヘルメットを被った「キャプテン・アフリカ」なる人物キャラからは、1970年代初頭の「時代」とエド・ロス以降のホット・ロッディングにおけるジャーマン・テイストの流行、そしてポルシェ博士の創造物を敬愛してやまない彼の嗜好が読み取れます。

●このスワインハントのダイキャスト・ミニカー版「Bang Buggy」等の記事はコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月23日 23:42 | コメント (0)

2006年02月24日

クアトロックス今日発売です!


▲クアトロックス事業計画を説明するタカラ・クアトロックス・チーム
リーダーの東 宏幸氏。

▲東京・六本木のダーツバー「バネバグース」に設置されたクアトロックスのコース。

▲異様に真剣な表情の筆者(右から3人目)。そのマジぶりを笑う
のは「モデル・カーズ」編集部のBB(左から2人目)。いやはや。

▲決勝レースの模様。皆さん真剣そのもの。左端が優勝した「クアント」誌の畑山編集長。

▲写真は6種類リリースされる車両単品ラインナップの1つ「カルソニック・インパルZ 2004」。実車は今をときめく井出有治選手が駆ったマシーンです。
saito_race.jpg

▲ホビダス編集部の紅一点「さいとー」。大健闘!

★画像はクリックすると大きな画像で見られます!★

 タカラと老舗スロットカー・ブランド「スケーレクストリック」のコラボレーションから生まれた新世代のデジタル制御スロット・レーシング「クアトロックス」が、2月25日(土)遂に発売されます!

 クアトロックス最大の特徴は、デジタル制御により、1レーンに最大4台のスロットカーが同時走行可能で、コントローラーのスイッチ操作によるレーンチェンジが可能となっていること。このシステムにより、他のマシーンをブロックしたり、追い抜いたりすることができるのです。

 発売前日の今夜、六本木のダーツバー「バネバグース」にクアトロックスのコースが設置され、「クアトロックス・グランプリ」が開催されました。写真はその模様です。プレス関係者約30名による対抗レースが実施されるとあって、当社からもスロットカー好きが馳せ参じました。もちろん自分も「勝つ気持ちマンマン」でエントリーしたのですが…。なんと結果はマシーン・トラブルで「失格」。くー悔しいっ。同じホビダス編集部からエントリーした爆弾娘「さいとー」の方は大健闘してくれたのに、情けない。

 しかし、結果は同胞「クアント」誌の畑山編集長が見事に優勝! オモチャ専門月刊誌の編集長たる貫禄を堂々と見せつけてくれました。古くからスロット・レーシングにこだわってきたネコ・パブリッシングの面子(?)を守ってくれてありがとー(泣)。

 さて、いよいよ発売されるクアトロックスのシリーズ第1弾は、レーンチェンジができる8の字コースとデジタル車両が2台セットになったオールインワンセットの「レーンチェンジチャレンジセット」3万1500円(税込)、「全日本GT選手権(現SuperGT)」で活躍する6チームの車両が1/32スケールで忠実に再現されたアナログ車両単品(6種)各6300円(税込)、アナログ車両をデジタル化するための「デジタルUPユニット」2520円(税込)となっています。

 レーンチェンジ・ボタンで相手をパスしたり、ブロックしたりするスリルは今までにない快感! 是非みなさんも体験してみてください!

●スロットカーの記事インデックスはコチラ!
●クアトロックスの概要はコチラ!
●上記レースのニュースはコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年02月24日 23:44 | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年02月25日

スロットカーとディフォルメ・モデル

<

▲1970年代後半「タイコプロ」のドラッグ・ビートル。

▲エンジン、ホイール等、繊細なディテールを持つ。