アルピーヌ&マトラ●スケーレクストリック1/32
▲フランス製スケーレクストリックのアルピーヌA210。 (1960年代末) | ▲フランス製スケーレクストリックのマトラ・ジェット。(1960年代末) |
▲ディテールもトイカーとしては雰囲気充分。 | ▲現在のスロットカーとは異なり、シャシー面は全てが剥き出し。 |
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前回ヨーロッパ製のプラスチック製ミニチュアカーとスロットカーの関連に関して書きましたが、今回もそんな潮流の中で生まれたスロットカーをご紹介しましょう。
フランス製スケーレクストリックのアルピーヌA210とマトラ・ジェットです。前回も触れたとおり、元来イギリスのスロットカー・ブランドだったスケーレクストリック製品は、1960年代以降、フランス、スペイン、ホンコン等でパテント生産されました。こうした製品の中には、各国独自の車種展開から生まれたモデルも存在し、それらはイギリスを中心とするスケーレクストリックのコレクター市場では、稀少品扱いでした。
フランス製の2台、マトラ・ジェットとアルピーヌも正にその典型と言えるモデルです。この時代のスケーレクストリックはモデルカーと言うよりは、完全にトイカーの範疇に入るものですが、現代の目で見ると、実車と同時代に作られた、いわゆる「当時もの」としての意義と、オモチャにしては車種ごとの特徴がよく再現されている点が評価されていると言えます。
さてこんな古いスロットカー、どの程度に走るのか? と思われるでしょう。もちろん現代のマグネット付きのスロットカーとは比べるべくもありませんが、その実、なかなかによく走ります。とりわけリア・オーバーハングが長いアルピーヌは、細いタイヤを生かしてテールを流しながら気持ちよく走ります。
古いスケーレクストリックは、かつてそれらをパテント生産していたスペイン工場から引き継がれた金型で、「SCX」や「ピンクカー(PINK KAR)」等でしばしば復刻されますし、本家スケーレクストリックも時折復刻品をリリース。どうしても当時ものを望まれるのなら、ネットオークションで探すのが早道です。


