▲箱絵にはループを激走する様子が描かれるがまともに走らないミニカーだ。 | ▲全体にバリが酷くて、現代ではとても発売できないであろうクオリティ。 | ▲しかし全体に抗えない魅力を放つ、愛すべきB級品だ。 |
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1970年代のホンコン製ミニカーで、車種はデ・トマソ・マングスタです。メーカーはB級ミニカー・ファン御用達とも言える老舗「ジルメックス」、ブランドは「ダート・ホイールズ」という名義になっています。
箱絵にはオレンジ色のホットウィールっぽいループ・コースを走るマングスタが描かれていますが、実際のところこのシリーズ、ピアノ線のシャフトを使ったスピードホイールらしき足回りであるにも関わらず、まともに走りません。またご覧のようにボディのダイキャストも全体的に「ス」が入っていてデコボコ。お世辞にも良い出来とは言えません。
更にステアリング・ホイールはトラックか先代ミニのように平たく寝ていますし、突っ込みどころ満載。また、シャシーのカシメ部分を始めとして、バリが多く、恐らく今の子供が手にしたら、瞬く間にケガをしそうなシロモノなのです。
しかしどうでしょう。ペール・グリーンとでも呼びましょうか、薄いメタリック・グリーンのボディ色は美しい色で、更にプロポーションもなかなかのものです。当時のホットウィールや、ライバルであった、トッパー時代のジョニー・ライトニングの品質が如何に優れていたか、ということが理解できますが、およそこの時代の小スケール・ミニカーに共通する美点、すなわち「シンプル」であるというポイントにおいては、変わりません。
愛すべきB級ミニカーと言えましょう。優等生だけでは世の中つまらなくなりますからね。



コメント (2)
おはようございます!
先日この記事を読み、B級品を探してみました。
ありましたよ~
同じくZylmex製のDartWheels!
ロータスクライマックスF1でした。
当時は”バンダイ”が入れていたみたいですね。
箱にはやはりオレンジのレーンが描かれており、かっ飛でいるイメージが・・・。ピアノ線のような細いシャフトであるのに、タイヤがうまく回らない・・・。
このF1のギミックは、リアエンジンとマフラーが連動するというところがポイントみたい・・・しかしタイヤとの連携は一切なし。マッチボックスやコーギーならどうだったかな?
こういうところなんですよね・・・なぜもう一手間が。
しかしすばらしい点もありました。
ホイールキャップの造形のすばらしいこと。
JLをはるかに超える細かさ!
逆にこういうところなんですよね・・・和む感が。
落ちこぼれな私も、こういうB級品が大好きですね。
投稿者: aavecj | 2006年05月01日 09:09
日時: 2006年05月01日 09:09
どーもです!連休は如何お過ごしでしょうか?
そーなんですよね、ただのマイナー・メーカー品ではなく、
どこか光っている部分がある、全体としてはイビツであっても、例えばホイールのディテールが捨てがたいとか…。
そうしたものこそ、愛すべきB級と呼べると私も思います。
投稿者: ヤマダマ | 2006年05月01日 18:24
日時: 2006年05月01日 18:24