ホットウィール/RealRiders「Good'Ol Pick-Um-Up」
▲渋いプラム色のパンプキン・トラック。白いホイールとのコーディネーションもグッド。 | ▲写真の個体は全体にキズだらけ、泥だらけだったものを掃除して磨いたもの。 | ▲オリジナル「リアル・ライダーズ」は、独特の渋い魅力を持つシリーズだった。 |
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昨日は1990年代の世界的なホットウィール熱において「real Riders/リアル・ライダーズ」と呼ばれるラバー製タイヤが果たした役割の話を書きました。今日でも「HotWheels.com」の限定品では、リアル・ライダーズの足回りをフィーチャーした特注品も見受けられますし、オリジナル リアル・ライダーズのカード・デザインを踏襲したシリーズもラインナップされています。しかし何事においてもオリジナルに勝るものはありません。リアル・ライダーズに関してもこれは同様と言えるでしょう。
そもそもリアル・ライダーズはその名が示すとおり、それまでのホットウィールとは異なる「リアル」なムードが身上のシリーズでした。そのコンセプトの要となったのが言うまでもなく、Good Yearのホワイト・レターがフィーチャーされたラバー製タイヤと専用ホイールからなる足回りでした。なにしろ通常のホットウィールの足回りはプラスチック製だったわけですから、ラバー製タイヤになっただけでも、リアリティの観点から言えば確かに「リアル」でした。
しかし、このラバー製タイヤの代償として、ホットウィール本来の滑るように軽快な走行性能がスポイルされたのも事実でした。しかし元来このシリーズ、濃紺をベースとするカードのグラフィック・デザインが象徴するように、全体に渋いトーンが特徴とも言え、その意味ではアダルト・コレクターにややシフトした展開だったのかも知れません。リアルライダーズのカード・デザインを好むコレクターは現在でも少なくないと思います。
写真はそんなオリジナル「リアル・ライダーズ」からの1台で、'56年フォードF100ピックアップをベースとする「Good'Ol Pick-Um-Up」です。渋いソリッド・プラムのボディで、ベッドには2台のモトクロッサーを搭載。ホイールはホワイトです。未開封のブリスター状態のものも最近見なくなりましたが、ルースで程度の良いものは余計に少ないかも知れません。写真のものは、モトクロッサーのハンドルバーが折れ、全体にチップだらけの完全に「砂場」仕様状態のものをアメリカで買い、汚れを取ってからコンパウンドで磨いてあります。
このヤレたムードが気に入っており、いつもケースの特等席に飾っています。


