グレン「ファイヤーボール」ロバーツ part1●RCCA 1/64
▲RCCAの製品クオリティは、その後の「1/64」世界を牽引した。 | ▲グラフィックの正確さと美しさは、当時としては傑出していた。 | ▲小さなウィンドウ・パッケージ化粧箱もマニア心をくすぐった。 |
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昨日に引き続き、1960年代のストックカー・ヒーロー、グレン「ファイヤーボール」ロバーツの愛機、'64フォード・ギャラクシーの1/64ダイキャスト・モデルのご紹介です。昨日のは最もベーシックと言える「レーシング・チャンピオン」製モデル、今日掲載している写真のものは、「アクション」の原型となった「RCCA(レーシング・コレクタブル)」が1992年に発売したモデルです。
このRCCAというメーカーは、当初会員制のクラブ組織で、メール・オーダーのみのビジネスを展開していました。ラインアップの核となっていたのは1960年代のストックカーで、その意味では非常にマニアックながら、ニッチで数を絞り込んだ顧客だけを対象にした面白い動きを見せていたと言えるでしょう。
製品のクオリティに関しても、この時期いまだホットウィールはコレクターライン展開以前、プレイング・マンティスによるジョニー・ライトニング復活劇直前ですから、1/64スケールとしては抜きん出たレベルにあった、と言って良いと思います。ストックカーと言えばカラーリングとグラフィックが命ですが、その点でも傑出していました。そう考えると、その後の各社の1/64スケールにおける様々な展開の先陣を切っていたとも言えますね。
ファイヤーボール・ロバーツは勇猛果敢なドライビングと抜群の速さで人気を誇ったレーサーでしたが、1964年、レース中の事故で負った火傷により、約1ヶ月後に亡くなりました。「ファイヤーボール」というニックネームは、自動車レース以前、野球の剛速球ピッチャーとして鳴らした時に頂戴したものだったそうですが、彼自身はその「あだ名」を嫌っていたと言われています。


