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2006年06月

2006年06月02日

タルボ・ラーゴ1950年ルマン優勝車●スターター1/43


▲スターターは、1/43レジン・キットの代表的メーカーの1つだった。

▲今となっては簡素な作りだが、ホイールのムードはとても良い。

▲実車はグランプリでも活躍した稀有な成り立ちのマシーン。

★画像はポップアップします。★

 このタルボ・ラーゴは、フランスのレジン・キット・メーカー「スターター」の1/43完成品です。スターターと言えば、元来「レコード」というメーカーが二つに袂を分かち、「プロバンス・ムラージュ」と「スターター」に枝分かれしたという成り立ちです。2社とも個性的で積極的な展開で知られましたが、ダイキャスト製品の隆盛と共に、やがて縮小傾向となって行きました。

 キットが主体ではありましたが、このようにメーカー完成品も存在し、仕上げはお世辞にも繊細とは言いがたいが、とりわけボディ・カラーの色味はなかなか日本人には出せないニュアンスが盛り込まれていると思います。

 実車のタルボ・ラーゴはスポーツカー・レースとグランプリ・レースの両方で活躍したフランスの稀有なレーシング・マシーンで、その両仕様の違いは実に些細な部分であったようです。言ってみればF1マシーンがル・マンでも走っていたようなもので、今日の常識からは考えられませんが、なにやら羨ましい時代だとも思えませんか?。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月02日 23:45 | コメント (0)

2006年06月04日

モノグラムの傑作「ビッグT」■1/8スケール・キット


▲モノグラム神話とプラモ黄金時代の象徴と言える傑作キット。1962年初版。

▲多色モールドと豊富なメッキパーツで無塗装でも仕上げられる。

▲16ページにも及ぶ丁寧な説明書。パーツ点数は300点弱。

★画像はポップアップします。★

 アメリカ製プラモデルの話。子供の頃、「ミドリ」というプラモ・メーカーがT型やB型など、戦前フォード・ベースの1/24ホットロッド・キットを数種類発売していました。いずれもモーターライズでしたが、ディテールも良くできているし、何よりそのバタ臭い印象が記憶に残っていました。長ずるに従って、これらのオリジナルが、かのモノグラム製キットだったと知り、その印象に納得した次第です。

 これら1/24スケールのモノグラム製ホットロッド・キットの1960年代初頭における系譜の象徴であり、頂点にあったのが1/8スケールのラインナップ。「ビッグ・デュース」「ビッグ・タブ」「ビッグ・ドラッグ」など、いずれも多色モールドと豊富なメッキパーツが奢られた豪華な内容で、概ね塗装しなくとも、誰にでも美しいホットロッド・モデルを仕上げることができる構成となっていました。ホワイトウォールのドラッグスリック・タイヤは、今見ても惚れ惚れします。

 そのモールド(成型)の美しさから、「モノグラムの金型にはメッキが掛けられている」とまで言われたそのクオリティ。そのクオリティが最も解りやすいカタチで現われていたのが、華やかなビッグ・スケールのホットロッド・キットだったのではないでしょうか。当時、幸運にもこれらを組み立てた人たちによると、内容的に別格なのは「ビッグ・デュース」とのことですが、イメージ・リーダーという意味では、写真の「ビッグT」に勝るものは無いと思います。何度も再版されており、つい先頃も再版キットがリリースされましたが、無塗装仕上げを前提としていた当時のモールドと比べて、現代の版は同じクオリティを維持できているのでしょうか? ぜひこの目で比較してみたいものです。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月04日 21:44 | コメント (2)

2006年06月05日

童友社スロットカー「ゴーカート」


▲少年にとって最も身近なレーシングカーと言えばゴーカートだった。

▲それをスロットカーとして製品化するという発想は面白いと思う。

★画像はポップアップします。★

 写真は童友社が1960年代のスロットカー・ブーム期に発売したゴーカートのスロット・キットです。フィギュアのサイズからすればおよそ1/12スケールほどの大きさ。箱絵はカッコよいのですが、中身はと言えば、本格的なレーシング・カートにおいては無論のこと、いわゆる遊園地の乗り物であったとしても、こんなに大きく腰高なカートはそうそう無かったのではないか、と思える奇妙なカタチをしています。

 しかし面白いのは何と言ってもゴーカートというカテゴリーの乗り物を製品化していることで、不思議なことに1960年代のスロットカーにおいては、諸外国製品にも、イギリスの老舗「スケーレクス・トリック」、ドイツの「フレイッシュマン」を筆頭に、カートのモデルが幾つか見受けられます。

 もっともヨーロッパにおいては、レーシング・カートのチャンピオンがF3にステップアップして、やがてF1グランプリのスターに、という図式がありましたから、我が国の「ゴーカート」とはそもそも背景が異なるとも言えるでしょう。

 遊園地のゴーカートと言えば、かつて我が国の少年達にとっては最も身近なクルマ、ひいてはレーシングカーだったわけで、その順番を待つ時のドキドキ感は、多くの方にとって忘れれられない思い出なのでは? とも思います。

 きちんとした日本製「ゴーカート」の模型が欲しくなりました。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月05日 22:54 | コメント (0)

2006年06月06日

「ドディオン・ブートン」■学研1/16プラモ

★画像はポップアップします。★

 学研の「科学」と「学習」という月刊誌を購読するのが、小学校の頃の楽しみの1つでした。自分が通っていた学校では、発売日に引き換えの列に並び、代金と引き換えに自分の手でもらっていました。雑誌には付録がついており、自分にとっては誌面よりも寧ろ付録が肝だったのかも知れません。

 そんなわけで小学校時代の自分の部屋には「科学」と「学習」がどんどん溜まっていきました。4つ違いの姉がいるのですが、実は姉が溜めた古いバックナンバーも結構な量があって、何故かそのバックナンバーを眺めていた思い出もあります。そんなバックナンバー、とくに「学習」の表4(裏表紙)には、自動車プラモデルの広告が掲載されていた時期があり、当然のことながらそれらは学研製プラモなのですが、私が住んでいたのは片田舎、しかも4年落ちの情報とあって、すでに近辺で学研のプラモを見る機会は無かったと記憶しています。

 くだんの広告に出ていた自動車プラモデルはクラシックカー・シリーズと銘打たれた4台のラインナップで、ダイムラー、メルセデス・ベンツ、
ロールス・ロイス、そして「ドディオン・ブートン」という構成。ドディオン・ブートンは未塗装で仕上げられた写真で、紅白2トーンのボディにメッキ・ホイール+黒いタイヤ、ゴールド・メッキのディテールという、その可憐な佇まいが気に入り、いつか入手したいと思ったものです。

 これらのキット、ある時期に再版されたようで、写真の箱のものもその1つだと思われます。また、他の車種はわかりませんが、ドディオン・ブートンに関して言えば、近年「ミニクラフト」名義でもリリースされているようで、入手は比較的容易と思われます。

 箱を開けて時折眺めることがありますが、そのパーツには、クルマというよりは、御神輿や刀剣などのキットに近い風情が感じられ、今となっては、なんとなく食指が動きません。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月06日 23:34 | コメント (0)

2006年06月07日

カートのプラモ「ヤマハRC100S」■アリイ1/10


▲1970年代末に発売されたと思われるレーシングカートのキット。

▲「1/10スケール」と銘打たれているが、フィギュアは1/12ぐらい。

★画像はポップアップします。★

 先日は、古いゴーカートのスロットカー・キットを肴にしましたが、会社のストックを掘りこしてみたら、本格的なレーシング・カートのプラモデルが出てきました。アリイ製1/10「ヤマハRC100S」です。FA-130モーターと単三乾電池×2本で走行するモーターライズ・キットで、ステアリングと前輪が連動するギミックも備えるという、なかなかに凝った内容。

 同じシリーズで「ヤマハRC100A」もあり、この2車種のみのラインナップだったようです。箱の横には、レーシングカートの何たるかを解説するキャプションが書かれており、とりわけヨーロッパのモータースポーツにおける位置づけも説明、「エマーソン・フィッツィパルディ」や「故ロニー・ピーターソン」など、カート出身のF1レーサーの名前も挙げられています。ロニーの名の前に「故」が付いていることから、1978年秋以降~1979年頃に発売されたキットであることがわかります。

 ほぼ同時期に、恐らくは1/6スケールほどの更に大きなレーシング・カートのプラモデル・キットが存在したと記憶しています。そのキット、確かゴム動力で走るはず。何度か平野さんに教えていただいた記憶があるのですが、確か他では聞いたことのないメーカーの製品でした。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月07日 23:02 | コメント (0)

2006年06月08日

ミニチュアカーの色を決める

 お陰さまで6月1日に1周年を迎えたホビダスでは、これを記念して様々な企画を展開しておりますが、その中の1つに「オリジナル商品」の販売があります。雑誌媒体とリンクして、ホビダス視聴者の方、各雑誌の読者の方に喜んでいただける商品、とりわけ特注品やコラボレーションものの企画が目白押しとなっております。

 クルマを中心とするアメリカン・カルチャーに関する月刊誌「デイトナ」でも様々な商品が企画されており、その中に「所ジョージ」さんの「SETAGAYA BASE」仕様・日産マーチ「HQ-2」の1/43ミニカーが!

 これは京商「Jコレクション」ブランドの日産マーチをベースとする特注品で、「HQ-2」の特徴である青みがかった艶消しの「艦艇色」ボディ・カラーや、テールに付く「カゴ」も再現される面白い仕上がりとなりそう…。

 などと言いつつ、企画の立ち上がりから実際の発売までの時間が極めて短いため(つまり結構ムチャな進行…)、現在開発作業は異常なまでの急ピッチで進められているのですが、今日も実はその作業に立ち会うため、京商さんにお邪魔してきました。ボディ色の決定をする作業です。写真はその作業で塗装されたカラーチップの一部です。

 実車の色自体が微妙なトーンなので、そもそも元の色を調色すること自体が難しいのですが、更にその色を小さなミニカーに塗った場合の印象を予想しての調整が必要になるのです。この調色を担当してくださった京商のTさんは、こんなに微妙な調色したのは初めてです、と仰っていました。
 リアル、かつキュートな仕上がりのミニカーが誕生することを願ってやみません!なお、このミニカーのご予約はコチラでどうぞ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月08日 22:48 | コメント (0)

2006年06月09日

メイクアップとのコラボ!「F40LMテストカー・ストラダーレ」


▲メイクアップとホビダスのコラボレーション企画が実現!

▲アイドロン1/43の中でも傑出した仕上がりのモデルだ。

★画像はポップアップします。★

 昨日に続いて、ホビダス1周年記念企画のお知らせ。今度はダイキャスト・モデルではなく、ハンドビルドのいわゆる「スペシャル・モデルカー」の話題です。

 日本が世界に誇る老舗ハンドビルド・モデルカー・マニュファクチャー「メイクアップ」と「ホビダス」のコラボレーションが実現したもので、メイクアップが主宰する「EIDOLON(アイドロン)」ブランドから、「フェラーリ F40LM テストカー ストラダーレ」が登場。「ホビダスのファースト・アニバーサリー」と、「メイクアップ・ウェブショップのオープン3周年記念(サード・アニバーサリー)」を同時に記念した企画で、ホビダス・モール内50台限定、メイクアップ・ウェブショップ50台限定、合計僅か100台の限定販売モデルです。

 これは同ブランドの「F40LMモンツァテスト仕様」をベースとする限定バリエーションで、ボディ廻りのステッカー類を全て取り除き、ホイールの色をホワイトからシルバーに変更、更にシートを2座としたスパルタンなストラダーレ仕様。価格は税込2万1000円(予価)。もちろんフェラーリ公式ライセンス商品です。

 両WEBサイトにて、6月20日の発売!
 ホビダス・モール内では、もちろんメイクアップ自らの出品です。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月09日 21:01 | コメント (0)

2006年06月11日

ルマン1/24スロットカー・レース

 昨日は、埼玉県・深谷市の「スロットサーキット・シャパラル」にて、毎年恒例の「ル・マン1/24 24分間耐久レース」が開催されました。ホビダス編集部では、モデル・カーズ編集部との合同チームにて、ムービーを撮影、ほぼオンタイムにて22本の小編ムービーをアップしました。1/32スケールが徐々にポピュラーとなりつつあるスロット・レーシングですが、本格的な1/24スケールのレースの迫力は、やはり格別!

こんなカンジです… 「ルマン1/24・GT-2クラス決勝」動画

その他、合計22本のスロット・ムービーを是非ごらんください!●動画インデックスはコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月11日 21:58 | コメント (4)

2006年06月14日

アルファ75ベレッタ仕様■プロジェットK1/43


▲プロジェットKはニッチなラインナップで魅せるブランド。

▲もちろんストラダーレのバリエーションも出ていた。

★画像はポップアップします。★

 昨年の3月にクルマを買い換え、現在は公私共にBMW118で西東の毎日なのですが、それ以前は12年間、「純血アルファロメオ最後のFRベルリーナ」こと「アルファ75」に乗っておりました。最後はあらゆる箇所が不調を来たし、こっちを直せばあっちが…というラテン系旧車にありがちな状態となり、かなり頑張ったのですが、なにしろギアとしてのクルマが無ければ成り立たない生活なので、買い換えに踏み切りました。本来、伝家の宝刀である6気筒エンジンを収めるべく鼻が長く、その分キャビンのスペースが狭い1シリーズですから、多分6発を買う方が、クルマ趣味道から言えば正解なのでしょうが、私は4気筒の118で充分満足しています。

 ネコ・パブリッシングにいればクルマのことならなんでもわかるだろう、と皆さんお思いかも知れませんが、自分は模型のクルマのことには仕事として永く関わらせて頂いていますが、実物のクルマに対しては、一般の方となんら変わることないスタンスです。従って、まずは自分の好みありき。ただ現行のクルマに詳しいホビダスオートや、オートカー編集部の人間が近くにいるので、そういった専門家に相談することができるのは、この会社にいるメリットかも知れません。しかし勘違いしてはいけません。かれら専門家とて、5年、10年といったロングスパンであらゆるクルマと付き合った経験があるわけではないのです。新車のアルファが素晴らしいのは当然のこと。われわれ素人が知りたいのは、その素晴らしさをどのくらいの時間享受できるの? ということだったりするわけですので…。

 さてアルファ75に乗っていた期間、75のミニカーを見つければ買っておりました。ブラーゴの1/24やマジョレットの1/64から始まって、アレザンなどのレジン・キットにも手を出しておりましたが、結局一番気に入っているのが写真のダイキャスト・ミニカー。イタリアのプロジェットK製1/43モデルです。イタリア国内ツーリングカー選手権に出場していたクルマを再現したもので、その濃紺に赤のホイールとグリルをあしらった「ベレッタ(銃火器メーカー)」カラーが気に入っています。
 

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月14日 23:49 | コメント (2)

2006年06月15日

ヴィットリオ・ブランビラのマーチF1

マーチ751■ミニチャンプス1/43

 ホビダスではダイキャスト・ミニカーがよく売れます。これはミニカーを出品なさっている各マーチャントさんのご尽力の賜物で、誠に有りがたいことだと常々思っております。

 そんなミニカーの好調に拍車をかけるように、ここのところ出品数がどんどん増えているので、連日出品商品のチェックをしているのだが、そんな折、買いもらしていた1台を見つけてしまった。 「モンツァ・ゴリラ」こと、ヴィットリオ・ブランビラのベータ・マーチ751だ。欲しい…。

 出品なさってるのはKIDBOXさん。ここのところ、もの凄いペースで出品数を増やしてくださっている神奈川県大和市のモデルカー専門ショップである。出品のラインナップも新旧色々、なんとなくお店のオーナーの好みが見えるような品揃えで、マニアならニヤリ、としそうである。

●KIDBOXの商品一覧を見る!

 ところで、くだんのミニチャンプス製マーチ、ブランビラ生涯ただ一度のF1優勝時のマシーンである。
雨に祟られ、短縮された決勝レース。鬼神の走りを見せた熱血ブランビラはトップでチェッカーを受けるが、喜びのあまり、ゴール後にクラッシュしてしまう…。いかにもイタリアン、モンツァ・ゴリラと呼ばれた熱血ドライバーに相応しい、微笑ましいエピソードなのだが…。

続きを読む "ヴィットリオ・ブランビラのマーチF1
" »

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月15日 17:17 | コメント (2)

所さんマーチ・ミニカーの進捗状況


▲特徴的なステンシル・ロゴを正確に再現。

▲最大のポイントはリアに付く「カゴ」。

▲前後にSETAGAYA☆BASEロゴ。

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 以前お伝えしたように、ホビダス1周年を記念したスペシャル商品の1つとして、京商さんのご協力を得て、所ジョージさんの新しい基地、「SETAGAYA☆BASE」仕様の日産マーチ「HQ-2」の1/43ミニカーを限定発売することになりました!

 難しいボディ・カラーも決まり、既に工場では生産が進められているのですが、今日はそのデザイン・シートをご覧に入れましょう(京商さんが制作なさったものです)。

 現代のミニカーの多くは、こうしたデザイン・シートでカラーやグラフィックの指示を製造現場に伝えているのですね。果たしてどんな仕上がりになるのやら、本当に楽しみです。

 なお、このマーチのミニカー、製造数は極端に少数となっています(本当の話です)。あまりに少なすぎて逆に書けないのです。

 ●ご予約はコチラでお早めに!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月15日 20:18 | コメント (2)

2006年06月16日

所さん・マーチ開発進捗・続き~


▲「世田谷べース」における実車近影。

▲外観上最大の特徴であるリアの「カゴ」。

▲ミニカーはエッチングでカゴを試作中!

★画像はポップアップします。★

 所ジョージさんの「世田谷ベース」を拠点に活躍中の日産マーチ「HQ-2」の1/43ミニカー開発計画。進捗状況の続きです。

 今日は実車の写真と、試作中のカゴをご覧頂きましょう。ご覧の通り、実車のボディ色はアメリカの軍艦の色、いわゆる「艦艇色」をイメージしたもので、単なる「艶消しグレー」ではなく、かなりブルー味が強いブルーグレーとでも呼ぶべき色です。しかもそれを1/43スケールに塗るとなると、ある意味、「色のスケールダウン」も必要となり、現場のプロフェッショナルたちのセンスと技術の見せ所になるわけです。

 昨日も書きましたが、外観上、大きな特徴となるリアの「カゴ」はエッチングパーツによる試作が行われています。実際には非常に小さなパーツとなりますが、拡大してお見せしましょう。

 なお、言うまでも無く写真のミニカーは本製品の色では塗られていません。あくまでカゴの試作の写真としてご覧ください。

●ご予約はコチラでお早めに!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月16日 17:00

2006年06月18日

初代バットモービルの原型「リンカーン・フューチュラ」


▲1955年初版。1995年に再版されたレベル1/25キット。いや~11年前かよ。

▲フューチュラが出演した映画「それはキスで始まった」のビデオ。必見です!

▲ジミー・フリントストーン製バリス・フィギュア。このメーカーどうなったのかな?

★画像はポップアップします。★

 ここ10年ほど頻繁に一緒に仕事をする機会の多いグラフィック・デザイナー、瀧上君は、元来私と同じクルマの模型やホットウィールが大好きな人なのですが、とりわけこの2~3年、彼は突然プラモデルを作る人として猛烈な趣味生活を送るようになりました。

 彼が好んで作るのは、アメリカ製のクルマ・プラモで、スケールは1/24-25。いわゆるプレミア付きのキットから現代のものまで、私財を投げ打って必要なキットを入手、いわゆる「積んどく」状態ではなく、買ったら次の瞬間には開封、猛烈な勢いで作り始めるのです。

 その成果は、「モデル・カーズ」の隔月連載「ファンタスティック・プラスティック」で見ることができ、同名のコンテンツもホビダス内に存在しております。とにかく驚くのがその制作ペース。元来大男なので体力もあるのでしょうが、なによりその集中力には脱帽せざるを得ません。仕事ではいつもMACを相手にしている彼ですが、例えばデータのセーブ時間等の間に素早くベランダに出て塗装したり、パーツを削ったり、つまらない電話が掛かってきたときに、片手でディテールの筆塗りをしたりと、時間の使い方が実に巧みなのです。

 もっともそんな業務形態を容認してくれている彼の偉大なボスの理解があって成り立っているわけですが…。

 そんな彼が今、最もはまっているのは初代バット・モービル(テレビ版)。これは既にレジンキットをベースに凄い作品が既に完成しており、現在は隣に並べるべく、そのベース車であった1955年リンカーン・フューチュラ(ショーカー)のキットを作り始めています。くだんのバットモービルを組むときに手持ちの再版フューチュラのパーツを流用してしまったらしく、山田さん、フューチュラのキットくれない?というので、引っ張り出してきたのが写真のキットです。ついでにフューチュラが出演している映画のビデオと、フューチュラをバットモービルに変身させてしまった張本人、ジョージ・バリスのフィギュア(なつかしのジミー・フリントストーン製!)も発掘したので、併せて彼に進呈したいと思っております。

 思えば私もリンカーン・フューチュラとバットモービルにはまりまくっていた時がありました。「カー・マガジン」と「モデル・カーズ」でこの2台の記事を作ったこともあったのです。先日そのバックナンバーを引っ張り出してみたら、なんと1996年の号でした。10年前。光陰矢のごとし、であります。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月18日 16:23 | コメント (5)

2006年06月20日

アイドロン・F40LM・ホビダス分完売!

 以前このブログでも、ホビダスニュースでもお知らせした「メイクアップ」さんとの100台限定コラボレーション企画モデル、「アイドロン1/43・フェラーリF40LMテストカー・ストラダーレ」。

 「ホビダス内50台販売、メイクアップWEB内50台」のみの限定販売で、本日発売だったのですが…、なんと、ホビダス分は先ほど完売してしまいました!

 一方、メイクアップさん本体のWEBSHOPは、アクセス集中のため、現在ダウンしており、復旧作業中とのことです。あしからずご了承ください。もしかしたら、まだ残っているかも知れませんが、復旧をお待ちください!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月20日 14:54 | コメント (0)

ホットウィール「究極の1台を探す」<その1>

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 ホットウィール・ファンクラブをスタートした頃から、ホットウィールを始めとするアメリカン・ミニチュアカーの出品が増えています。新しいマーチャントさんも増え、国内では一般に入手できない珍しい限定モデルなどもホビダスで探せるようになってきました。


 てなわけで個人的には仕事するふりをしつつ、ひたすらホットウィール・サーチに邁進したいぐらいの状況なのですが、そうも言ってられません。とは言っても我慢にも限界があるので、時々サボって新しく出品された商品をチェックしております。みんなごめんなさい。
 
 で!発見しちゃいました。スゴイのを!写真の「2001年ドリーム・ハロウィン仕様'63キャデラック・フリートウッド(ハース)」です。新しいマーチャントさん「ウェアハウス」さんの出品してるブツ!

 このモデルがリリースされた2001年という年は、1990年代半ば以降のホットウィール大ブレイクの頂点にあったと言える年で、このモデルに限らず、様々な限定モデルが数多くリリースされ、しかも順風満帆の状況の中、デザイナー達の気持ちも豊かだったと見えて、ディテーリングもグラフィックも素晴らしいモデルが数多く生み出された年でした。

 ドリームハロウィンの限定モデルは、チャリティに200ドル以上寄付すると入手できたもので、いわゆるトイフェアカーなどと同じプラスチック・ケース体裁。そのケース自体にもグラフィクスが奢られる、まさにコレクティブルと呼べる逸品揃いです。

 中でもこのキャデラックは繊細なフレイムスやスケルトンのグラフィクスが洒落た仕上がり。ホットウィール・マニアならずとも、手元に置きたくなる、美しいモデルです。究極のホットウィールと呼べる1台ではないでしょうか。

●このドリームハロウィンキャディラックを男らしく買うアナタはコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月20日 22:17 | コメント (0)

2006年06月21日

ホットウィール最新情報!


▲おじさんたち感涙!スネーク&マングースのコースセット復刻です!

▲6種類のコースが組める!たまにはお子さんとホットウィール!

▲ホットウィールらしいギミック!スピード・リーダーズ。

★画像はポップアップします。★

 「ホットウィールファンクラブWEB」の「最新情報ブログ」にコンセプトショップの最新情報をアップしました!ぜひぜひチェックを!

 今月の新製品ラインアップは明日から順次更新していきます!ご期待ください!


投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月21日 19:04 | コメント (0)

2006年06月22日

ホットウィール「究極の1台を探す」<その2>

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 「ホットウィール・ファンクラブは、」コレクター系に続いて、ファースト・エディションを始めとするベーシックカー系の新製品情報も更新しました!どうぞお楽しみください。

 で、またまた「ホビダス内・究極の1台」サーチをしていたところ、イイのを発掘しましたんでお知らせです。2003年のナショナルズ限定の「ハイパーマイト」君ですね。なんというか、超小型コミューター・サイズの過激なスポーツカーという設定のファンタジーカー(ホットウィール・オリジナルデザイン)モデルで、2001年FEの1台だった金型。

 このハイパーマイト、最初にFEのBシートを見たときから、ウズウズしておりましたが、実際発売されたブツは更にホットで、個人的に大好きな1台。デザイナーは、ホットウィール・デザインチームで一番真面目に見えるのに、実は一番ブっ飛んでいらっしゃるマーク・ジョーンズ教授です。

 2001年にマテル・デザインセンターにてインタビューさせて頂いた折に、ビビビビッと感じ合えてしまったと勝手に確信しているのですが、自動車に関する知識と逸脱したセンスは恐らく同チームイチとお見受けしました。人間的にも素晴らしく、忘れた頃に私が好きな車種、例えば「チータ」などの資料をポンと送りつけてくださったり、非常に魅力的な好人物です。

 さて、話を元に戻し、この限定仕様のマイト君は2台セット。1台はレーシングカー風のコンペナンバー付き、もう1台はスペクトラフレーム風パープルにキウィみたいなグリーンを効かせた大変美しいグラフィックのモデルとなっています。マジでおすすめ・究極の1台(2台セットだけど)ですよ!

●このマイト君セットを男らしく買うアナタはコチラ!

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月22日 23:25 | コメント (0)

2006年06月24日

スロットカー「ル・マン1/24」動画index完成!

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 去る6月10日に埼玉県深谷市のスロットサーキット「シャパラル」で開催された「ル・マン1/24 24分間耐久スロットカー・レース」。

 当日は、その模様を22篇の動画(ムービー)に編集して、ホビダス・ニュース特別版として即時配信しましたが、今日、そのインデックス及びリザルトをまとめたコンテンツをリリースしましたので、お伝えさせて頂きます。

 上のバナーか、下のテキストリンクをクリックすると、ページに入れます。 お楽しみください!

●ル・マン1/24動画インデックス

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月24日 00:11 | コメント (0)

フューチュラ同時代「クラブ・ド・メール」■レベル1/25


▲美しく夢のある箱絵はフューチュラ同様。

'50年代キットらしいボディ分割だ。'95年再版。

★画像はポップアップします。★

 先般、初代バット・モービルのベースとなった「リンカーン・フューチュラ」のネタを書きましたが、今日はそのフューチュラと同じ1950年代のレベル製1/25プラモデル・キット「クラブ・ド・メール」をご紹介します。
実車はフューチュラと同時期のGM、ポンティアックのショーカーです。

 この時代のGMと言えば、「モトラマ」と銘打って毎年極めて絢爛豪華な自動車ショー行脚に明け暮れており、3代続いた「ポンティアック・ファイヤーバード」シリーズを筆頭に、ショーカーの絶対数やコンセプトのぶっ飛び具合では、明らかにダントツだったと思われます。

 そんな中、「クラブ・ド・メール(火星クラブ?)」はコンパクトな未来系スポーツカーと言えそうなクルマで、ネーミングからしてフランス語であることに象徴されるように、ヨーロッパ的なティストでまとめた(つもりの)1台と言えそうです。

 キットの方はフューチュラと似た部品構成ですが、スケールは1/25と言うよりは1/20に近く、大柄なフィギュアが非常に魅力的な表情。これもまた傑作キットのひとつと言えそうです。

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月24日 23:37 | コメント (0)

2006年06月25日

ジョン・デイ逝去に寄せて「ブガッティT35■GPM1/43」


▲GPM(グランプリ・モデルズ)がジョン・デイに別注したブガッティT35。

▲写真の個体は。「コジマ」八丁堀時代(1981年頃)に完成品として入手。

▲シャシーにはグランプリ・モデルズの刻印がなされる。

★画像はポップアップします。★

 ホビダスニュースやブライアン・ハーベイ氏のブログで既報ですが、1/43ホワイトメタル・キットの始祖であり、現代のモデルカー趣味世界にとってのオリジネーターでもあるといえるイギリスのジョン・デイ氏が、去る6月13日に亡くなりました。

 ジョン・デイは、自社製品以外にも、さまざまなメーカーの別注品を手懸けていました。写真はくだんのハーベイ氏が主宰した「グランプリ・モデルズ」社のキットを組んだものですが、開発はジョン・デイが手懸けたものです。同様にジョン・ディは、ミニチャンプスの祖といえるダンハウゼン「SD」の製造開発も担当していました。

 私は、こうした歴史と先達に敬意を払い続けたいと思います。

[関連記事とニュース]
●「さよならジョン・デイ」 ブライアンハーベイ趣味日記
●モデルカーの先駆者 ジョン・デイ逝去

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月25日 17:03 | コメント (0)

2006年06月26日

京商フェア限定のミニカー先行予約開始!


▲1/43 ミニチャンプス限定モデル
アルファロメオ156 STW ストリート(レッド)

▲1/64京商ビーズコレクション限定モデル
ニッサンスカイラインGT-R R32(クロームブルー)

▲1/43京商ミュージアムコレクション限定モデル
ランボルギーニ・ディアブロGTR(ブラック)

▲1/43 ミニチャンプス限定モデル
ブガッティEB110レーシング(レッド)

★画像はポップアップします。★

 7月20日(木)から25日(火)までの6日間、名古屋のデパート「マルエイ本館」8階特設会場で開催される「KSYOHO(京商)」主催のホビー・イベント、「KYOSHOフェア+ミニチュアモデル2006」!昨年の「ミニカーフェア」にRCカーなども加え、更にグレードアップされるという楽しみな催しです!

 会場ではイベントに合わせた各種特注ミニカーやRCカーの限定販売も実施される予定ですが、これら限定アイテムの内、4種類のミニカーが、なんと「ホビダス」からも購入予約することができます! イベント会場には行けないよ~、という方には朗報ですよね!

 なお、ホビダスから購入予約可能な台数は、各車種・約100台(応募者多数の場合は抽選となりますので、あらかじめご了承ください)。申し込み予約の締め切りは7月15日(土)です。

 とにかく予約します!という方は、下記のリンクをクリックしてください!(もう少しイベントの詳細を知りたい、という方は、さらに下の“続きを読む”をクリックしてください)
●「1/43 ミニチャンプス 限定モデル アルファロメオ156STW ストリート(レッド)」
●「1/43京商ミュージアムコレクション限定モデル ランボルギーニ・ディアブロGTR(ブラック)」
●「1/43 ミニチャンプス 限定モデル ブガッティEB110レーシング(レッド)」

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" »

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月26日 21:34 | コメント (0)

2006年06月27日

所さんの「SETAGAYA☆BASEマーチ」サンプル到着!


▲フロント側から。

▲リア側から。

▲リアに付くカゴも再現!

▲ステンシル・ロゴとサインも正確!

▲オリーブドラブのスチールホイール

▲SETAGAYA☆BASEロゴ!

☆画像はポップアップします☆

 現在、ホビダスで予約受付中の所さんの「世田谷☆ベース」HQ-2仕様マーチ!

 ホビダス1周年記念企画の一環として各種ラインナップされている記念商品の1つで、京商「Jコレクション」をベースとする1/43スケールのダイキャスト・ミニカーです。このブログでも、これまで何度か開発の進捗状況をお伝えしてきましたが、遂に…! サンプルが到着しましたので、ご覧に入れちゃいます!

 実車の特徴である「ツヤ消し・艦艇色(ブルーグレー)」のボディ色、前後バンパーと左右ドアに付く「TVC AIR SERVICE SETAGAYA BASE」「HQ-2」「1056 SUB」といった「ステンシル・ロゴ」、左右ウィンドウ下にフリーハンドで書かれた「General of the Airforce George Tokoro」のサイン、オリーブドラブのスチール・ホイール、所さんコダワリのポイントであるリアの「カゴ」まで正確に再現され、ナンバープレートには「SETAGAYA☆BASE」のロゴをフィーチャー!

 実車「HQ-2」の無骨な魅力が巧みにファイン・デチューンされ、超ラブリーなミニチュアとしてまとめあげられています。これは、仕事抜きで(?)良いモデルである、とお薦めできる1台です。そろそろ台数が少なくなってきています。コレクターズ・アイテム化必至の珠玉の1台、ゼヒあなたのコレクションに加えてやってください!

●ご予約はコチラで!マジで残り僅かになっちゃいました…

[過去のマーチ関連記事]
●所さん・マーチ開発進捗・続き~
●所さんマーチ・ミニカーの進捗状況
●ミニチュアカーの色を決める

投稿者: T. Yamada | 日時: 2006年06月27日 22:50 | コメント (0)

2006年06月28日

モーター・ボム「化け猫」くん・その後


▲本橋彫刻からのホイール納品。RADIRホイールとムーンディスクのおまけ。

▲化け猫くんの前足。

▲同じく、化け猫くんの後足。

★画像はポップアップします。★

 久しぶりにプライベート・ネタ。モーターボム「化け猫」ファイナル・プロジェクトは、若干遅延気味ながら進んでいます。

 ご覧の通り、最終生産分のアルミ製(挽きもの)ディッシュ・ホイール(ポリッシュ仕上げ)、及びラバー製の前後タイヤが製作完了、前後・洋箔製シャフト、真鍮製シャフト・ス