BBR製モデルのニセモノにご注意を!
ニュールンベルグ帰りのA氏からの土産話つづきです。と言ってもこれはあまり良い話ではないのですが…。トイフェア最終日にBBRの社長から「Big Problem」があるからと、ミーティングを持ちかけられたA氏、話を聞いてみれば、トイフェア最終日にBBRのブースへ、日本人が香港で買ったというBBRの完成品が持ちこまれてきたそうです。ところがなんと、その完成品が完全なコピー商品で、化粧箱、ギャランティ、プラ製飾り台など、本物のBBRをスキャンして、本物と全く同じ外観にしたものでした。
化粧箱は遠目から一見すると本物と見分けはつきませんが、手に取ると紙質や光沢が全く異なっているそうです。写真右側がニセモノ(紙に光沢あり。フェラーリのライセンスシールは貼られていません)、左が本物です(紙は艶消し)です。
モデル本体はBBRが出している車種で、フェラーリ360モデナのJGTC仕様を総マットブラック(艶消し黒)で仕上げたテストカー(写真のモデル)となっています。BBRが手持ちの同じモデルと比較したところ、恐らくキットを一個手に入れて、それをちょっと加工してキャスティングしたようで、長さや幅などが収縮して小さくなっているとのことです。
作りは非常に汚く、また、エッチング・パーツを全く使っていない事も特徴です。例えばホイールは、BBRではエッチングと挽物のリムで構成しているものが、レジンの一発抜きだったり、フロントウインドウ上部のサンスクリーンなどは黒い紙(!)を貼っている有様とのこと。
A氏によれば、「プラ製飾り台を作れる(プラスチック製品の金型を作れる設備とノウハウを持つ)こと」、「タイヤがダイキャストのミニカーで使われている硬質のゴム製でロードカー用のタイヤを使っていること」、「タイヤのマーキングにタンポ印刷を使用していること(BBRはこの部分は常にデカール)」、「モデルのネジ止めに必要なスペーサーが予めシャーシーにモールドされていること」などの事実から、モデルカーを日常的に製造している中国のどこかの組織でコピーされているのではないか、とのことです。
バッグや時計などのブランド品だけでなく、遂にモデルカーのコピー商品も出始めたということです。みなさま、充分にご注意ください!


