モノグラム神話と金型メッキの話
モデル・カーズ今月号の連載「Phantastic Plastic!!」記事にて、モノグラムの古いキットに関する原稿を書いたのですが、その文中で、かつての「モノグラム神話」を象徴する事象として、「昔のモノグラムの金型にはメッキされていた」との逸話に触れたところ、motorbombチータのホイールでお世話になっている、「本橋彫刻」の本橋さんから、メールを頂戴しました。
それによると、主に腐食の対策として、金型にメッキをかけるのは別に珍しい事ではないとのことです。しかし、ろくに仕上げをしないでメッキをかけた金型で成型した製品は素人目にもはっきりとわかるとのこと。そして、「モノグラム製品の肌の美しさは、メッキしてあるかどうかではなく、それ以前の研削技術や手仕上げの確かさの問題」とのことです。
加えて、「多分金型の手仕上げや手磨きをやったことのある職人なら、モノグラムの製品レベルの仕事は嫌がると思いますね。時間をかければ出来るってもんでもないし・少なくともウチはあの磨きは出来ません。無理!」とのこと。
本橋さんにできないなら、できる人って他にいるんだろうか? と思いましたが、いずれにしても拙稿に貴重なアドバイスを頂きまして有難うございました。この場にて、御礼申し上げます。


