モデル・カーズ今月号の連載「Phantastic Plastic!!」記事にて、モノグラムの古いキットに関する原稿を書いたのですが、その文中で、かつての「モノグラム神話」を象徴する事象として、「昔のモノグラムの金型にはメッキされていた」との逸話に触れたところ、motorbombチータのホイールでお世話になっている、「本橋彫刻」の本橋さんから、メールを頂戴しました。
それによると、主に腐食の対策として、金型にメッキをかけるのは別に珍しい事ではないとのことです。しかし、ろくに仕上げをしないでメッキをかけた金型で成型した製品は素人目にもはっきりとわかるとのこと。そして、「モノグラム製品の肌の美しさは、メッキしてあるかどうかではなく、それ以前の研削技術や手仕上げの確かさの問題」とのことです。
加えて、「多分金型の手仕上げや手磨きをやったことのある職人なら、モノグラムの製品レベルの仕事は嫌がると思いますね。時間をかければ出来るってもんでもないし・少なくともウチはあの磨きは出来ません。無理!」とのこと。
本橋さんにできないなら、できる人って他にいるんだろうか? と思いましたが、いずれにしても拙稿に貴重なアドバイスを頂きまして有難うございました。この場にて、御礼申し上げます。



コメント (4)
OKとトリマシタ!
ありがたくてシアワセ。
「それ以前の研削技術や手仕上げの確かさ」、オールクリア。
うん、やっぱモッタイナイですもの。
投稿者: BT | 2007年03月09日 23:08
日時: 2007年03月09日 23:08
ヤマダマさん、ごぶさたしてます〜 金型メッキの話は確かに珍しくはないかもしれませんね。本橋さんがおっしゃるように磨きが問題というのはよくわかります。下地が良くないといくらメッキをかけても光りませんね。磨きといえばWBSの番組でやってましたがアップルのiPodの裏のプレートはメッキじゃなく磨きだそうです。新潟の燕三条で磨き屋シンジケートと呼ばれる磨き職人さんがiPodを磨いてるシーンをみて感動しました。世界のアップルが技術に惚れて燕三条の磨き屋職人に依頼!ん〜磨きは奥が深そうですよ。
投稿者: hide32 | 2007年03月10日 02:31
日時: 2007年03月10日 02:31
BTさま、どうもです。キットフォームできたらいいなー。
hide32さま、ごぶさたしております。つくづく深い世界ですねー、勉強になります。しかし、当時のモノグラムって本当に凄かったのですね。なにゆえにそこまでクオリティを追ったのでしょうか?そのコダワリが愛しいですね。
投稿者: ヤマダマ | 2007年03月10日 16:44
日時: 2007年03月10日 16:44
日本人は昔から、ものを生む力に神霊的なものを感じそれを神として祀った。日本にはそういう感じをもったものは、木や山や石でも神様とした。そのため全国各地に神様が多数存在するようになった。現在の生む力「金型」も日本を遠く離れて、製品を生産し続けている。
現地の人が出来ない高度な金型はやはり神として見られているようだ。そのため、特にアジア地区では金型を自給することが夢で、力や熱のかからないものは出来るようになってきた。しかし、まだまだ憧れが止まないのである。
投稿者: 修理固成 | 2008年02月10日 16:48
日時: 2008年02月10日 16:48