バットモービル・レストア<3>
バットモービル・レストア続きです。ロケット発射ギミック機構をアッパー・ボディに固定している3つの小さなカシメをドリルで揉んで外します。ロケット発射ギミック機構は、全体がダイキャストのメッキ部品で、コクピットのルーフ・バーも一体化されています。板バネでロケットを飛ばすギミックを受け持つ部分なので、強度的に必要故にプラスチックではなく、ダイキャスト部品となったのでしょうが、正直あまりギミックでの強度的な必然性は感じられません。なにしろ板バネではじくだけの原始的な構造ですから。寧ろ、オープンボディのサブフレーム的な意味合いで金属パーツとなったように見え、そう考えるとなにやら実車のようで面白い部分です。
さて、くだんのカシメを外すとご覧のように主要なコンポーネンツをバラバラにすることができます。ルーフ上のターンシグナルやビーコンなどが破損した個体が多いようですが、幸いなことにこの個体では、プラスチック・パーツで破損していたのは折れたアンテナだけでした。
この段階で全てのパーツを中性洗剤とぬるま湯で洗浄し、充分に乾燥させました。シャシーやバスタブパーツの内側には40年分のホコリが固着するように堆積していました。(つづく)


