ついで7日の日曜日、スコット氏は、世田谷区等々力の“レーシング・パラダイス”にて開催されたヴィンテージ・スロットカーのミーティングに招待され、ミーティング前の駐車場で、放出されていた国産の古いスロットカー・キットを時間をかけて吟味しながら、10個ほど購入していました。わざわざ米国から参加した彼に購入優先権が与えられていたので、とても良い買い物ができたようです。ミーティングでは、彼も借り物のシャパラル2(ストロンベッカー)で少しだけコースを走ることが出来、大変ご満悦でした。
その後、スコット氏と私は、私のクルマで新横浜の“アイリス”に向かいました。ここでも古いスロットカーがお目当てで、特にタミヤ1/32のロータス30が欲しかったらしいのですが、値段が折り合いませんでした。しかし、同店オーナーの高瀬氏と長時間に渡って国産スロットカー談義に花が咲き、特に彼が持参したリストに沿って、多くの国産キットの稀少度を確認する熱心さには驚くべきものがありました。結局ここではクリアボディを1個買えただけでしたが、満足度は高かったようです。あまりに熱心に話しこんでいるので、暇になった私は持参したCOXのチータとストロンベッカーのメルセデスW125を一人で走らせて遊んでいました。
漸く彼の気が収まってから、クルマで玉川まで戻りましたが、ミスタークラフトのマイショップ(レンタルショーケース)で、COXのシャパラル2Eなどが売られていたことを思い出し、見たい?と聞くと是非行きたいというので、そのまま恵比寿へ。ここでは、幾つかのケースで古いスロットカー・キットが売られており、彼は彼の所有リストに無かったクライマックス製のアルファロメオ・カングーロのキットを入手することができ、ますますご満悦となりました。
彼は大変裕福な人ですし、率直に言えば、羨ましいの一言なのですが、それよりも趣味人としての熱心さには、すがすがしいものさえ感じました。言い忘れましたが、そもそもこの旅行、彼のハネムーンなのですよ!ハネムーンで新妻のケアよりもスロットカー三昧とは…。いやはや、人ごとながら心配になりますが、それにつけても趣味はよきものかな、と感じた次第でした。


