旧い友人の一人であった作曲家、「上田 現」さんが昨日夕方、逝去されました。学生時代に、同じバンドでライブ活動した仲間でした。心からご冥福をお祈りします。
私がそのバンドを辞めた後は殆ど会うこともありませんでした。一昨日、お見舞いにお伺いできたのですが、それ以前、最後に会ったのは1999年の渋谷公会堂・バックステージ、演奏後のメンバーをたずねて、10年ぶりぐらいに皆の顔を見たときのこと。最初に戻ってきていた彼は、私の顔をみつけると、昔と変わらぬ顔でにっこりと微笑んで握手の手を差し伸べてくれました。
ベースの弾き方を教えてくれたのは彼でした。吉祥寺の彼の部屋で一緒に曲を作ったこと、くだらない口喧嘩をしたこと、とっくに彼は忘れていたでしょうが、いろんなことが思い出されます。
なぜか一番おぼえているのは、ある晩、吉祥寺の彼の部屋で曲を作ろうということになり、一人で邪魔したときのこと。二人とも学生で、とにかくお金がなかったのですが、「なにか食べたいか?」と聞くので、「カツ丼が食いたいな」と言うと、わかった、ちょっと待ってろと言って、さっとバイクで材料を買ってきて、器用にカツ丼を作ってくれたことです。しかも、彼の分はなく、私の分だけ。
本当にやさしい男だったのだと思います。 現ちゃん、やすらかにお眠りください。



コメント (6)
ご無沙汰しております。
今回の訃報を聞いた時、一番最初に山田さんの顔が浮かびました。宝島の記事などから想像していた上田さんの人柄とカツ丼のエピソードが一致していたので安心しました。
ご冥福をお祈りいたします。
投稿者: Shogo | 2008年03月10日 21:05
日時: 2008年03月10日 21:05
SHOGOさま、どーもです。
寂しいですね。
投稿者: ヤマダマ | 2008年03月10日 21:20
日時: 2008年03月10日 21:20
友人に先に逝かれるときついですよね。
おいら、ここ数年、毎年そんな事が毎年あります。
そのたび、別れがこんなに辛いのならもう友人を増やしたく
ないと思ってしまいます。
お互い、もうそんな歳なのですね。淋しいけれど残された
者が先に逝ってしまった友の分まで"やらなければならない
事"をやらなければならないのかもしれません。
おいらもつまらない遺恨や恨みなど断ち切って新たな道に先
に逝ってしまった友の分まで背負い込んで進むつもりです。 とは言え、好きな事をやっている訳なので苦痛や苦労では
ないのですが。
体に気を付けて、「好きな事」をやりましょう。それが先
に逝ってしまった友への最高の供養なのかもしれません。
投稿者: おやかた | 2008年03月10日 23:06
日時: 2008年03月10日 23:06
親方どの、どーもです。
そうですね。頑張ります。
投稿者: ヤマダマ | 2008年03月11日 01:04
日時: 2008年03月11日 01:04
ニュース見てひょっとして・・、なんて思ってたのだけど・・。生きてる人、頑張るしかないっスよねぇ。いつか、みんな一緒のところで会うのだろーが、それまでとりあえず頑張ってみる、ってゆーことで。
投稿者: とりはつ | 2008年03月17日 23:16
日時: 2008年03月17日 23:16
とりはつ様、ありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。
とにかく、やるしかないですね。
投稿者: ヤマダマ | 2008年03月18日 00:11
日時: 2008年03月18日 00:11