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[住まい・ガレージ] 世界初、打ち放しコンクリートに写真を転写
2011/06/22 18:46
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コンクリート下地処理のアクアは、打ち放しコンクリート面に写真を転写することに成功したと発表した。あらかじめ工場で製作した写真転写コンクリートを組み立てる例は欧米にもあるが、現場施工のコンクリート面への写真転写は、世界で初めてという。
安井建築設計事務所の企画と前田建設工業の協力により、東京国立近代美術館フィルムセンター分館(神奈川県相模原市)の新設収蔵庫に転写された写真は、、約100年前の女優(栗島すみ子)と男優(尾上松之助)の往時のポスター2枚で、完成した転写コンクリートは約2m×3m。
日本映画のフィルムや台本そしてカメラなど歴史に残る資料を収蔵する同館にとってこのフィルム収蔵庫は、「数百年先まで映画フィルムが保存されることを願った壮大な構想の建築物で、世界的にも例を見ない規模のもの」という。
写真転写コンクリートは、写真をドットに変換しコンクリート面にそのままそっくりエッジングすることで転写させるもので、今回は保存用ポジフィルムから製作された。
同社は「今回のポスターのような1点ものとしての用途だけでなく、木葉模様や杉板木目模様等をコンクリートに転写するなどして、写真転写コンクリートをタイルや塗装と同じような外壁の仕上材としても使用してほしい。コンクリート外壁全体に自在な模様を描くこともできるので、自由な設計に貢献できる」とコメントしている。
(文・秋元一利)
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