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VWクラシック・ビートルQ&A

VWクラシック・ビートルに関するギモンにお答えします!

Q

クラシック・ビートルってどんなクルマ?

A

クラシック・ビートルは、20世紀を代表する名車です。たった1車種で何と2150万台という生産台数の金字塔を打ち立て、今日のフォルクスワーゲン社の礎を築きました。そもそもフォルクスワーゲンとはドイツ語で国民車を意味し、スポーツカーでお馴染みのフェルディナント・ポルシェ博士がドイツの国民車構想のため依頼されて、1930年代に設計したのがクラシック・ビートルでした。そして、そのクラシック・ビートルを製造・販売するために設立されたのが、フォルクス・ワーゲン社だったのです。

 

Q

ボディ・バリエーションはどんななの?

A

大きく分けて3タイプです。クラシック・ビートルには、ハード・トップのセダンを中心として、キャンバストップを備えたラグ・トップとフル・オープンになるカブリオレという3つのバリエーションがありました。現在のニュー・ビートルと同じラインナップですが、クラシック・ビートルではラグ・トップとカブリオレ・トップとも開閉は完全手動式でした。

 

Q

キャルルックってどんな意味?
 

A

カリフォルニア・ルックの略で、カスタムされたクラシック・ビートルのことです。何故、カスタム・ビートルがカリフォルニアなのかというと、クラシック・ビートルの全盛時代に行われていた伝説のイ ベント「バグイン」が起源だからです。「バグイン」は、カリフォルニアにあったオレンジカウンティ・レース場で開催されて、多くのVWフリークたちが熱狂しました。中でもハイライトになったのがドラッグ・レースで、そのレース・マシンがお手本になって生まれたのが「キャルルック」。車高はより低く、エンジンはより過激に、でもスタイルはクールにというキャルルックは、瞬く間にアメリカ中を席巻し市民権を得るカスタム・カーになったのです。

 

Q

付き合う上での注意点はありますか?

A

まずクルマをいたわりましょう。クラシック・ビートルは、文字通りれっきとしたクラシック・カーですから、現代のクルマと同じ目線で付き合うと、しっぺ返しをくらうかもしれません。何といっても、基本設計は1938年のクルマなのです。でも、キチンとしたメンテナンスと、理に適った運転を心掛ければ、まだまだ実用的に使えると思います。クラシック・ビートルと仲良くお付き合いするためには、良いクルマに出会うことも大切ですが、メンテナンスなどの面倒を診てくれるショップ(主治医)の存在も欠かせません。さらに、クラシック・ビートルと付き合うためのハウツー本は必読でしょう。

 


年式によるビートル形態分類

みんな同じに見えますがドコがどう違うんですか!?

〜1953 スプリット・ウインドー
戦前の1938年に完成した最終試作車VW38のスタイルを踏襲し、戦後の1945年から本格的な生産が始まったビートルの最初のスタイル。リアのウインドーが2分割(=スプリット)だった。フロント、サイドのウインドー面積も後のモデルに比較すると極端に小さく、初期のモデルでは三角窓も無い。右左折の合図はBピラーから飛び出す腕木(セマフォー)で行なう。

1953〜1957 オーバル・ウインドー
視認性向上を目的に、リア・ウインドーをやや大きな楕円形(=オーバル)に改良。同時にインパネも、ラジオのスピーカーグリルを中央に配置するデザインに変更。テールライトの形状、ステアリング・ホイールのデザインは、オーバル時代を通じてそれぞれ2度変更されている。アメリカ仕様車では1955年からウインカーを採用。同時にダブルバンパーを装備することになる。

1958〜1966 スクエア・ウインドー
オーバル形状のウインドーでも視認性に問題ありとして、リアは大きく四角い(=スクエア)ものに変更、面積の拡大を図りつつ、最終型まで引き継がれていく。フロント・ウインカーのサイズやテールライトの面積も拡大の一途をたどるが、これらの改良はいずれも安全面を考慮してのこと。電装は依然として6Vである。

1967 スクエア・ウインドー
この年のモデルは、フロント/リアフェンダーの形状変更、直立したヘッドライト、12Vとなった電装などいくつかの特徴を持っており、それまでのヴィンテッジ期と、これ以降のモダン期の折衷型として位置づけられる。オーバル時代から採用されたダブルバンパーは、この1967年で最後となる。フロント・ディスクブレーキの採用、1500ccエンジンの搭載なども特筆事項である。

1970〜1972 1302
VW38以降、フロント=トーション・バー、リア=スイングアクスルがビートルの基本的な足まわりとされてきたが、これを廃止し、フロントをマクファーソン・ストラット、リアをダブルジョイントとしたモデルが1970年代の幕開けと共に登場。フロント・ウインドーがフラットなタイプは1302とネーミング。因みに1302時代のテールライトはアイロンの底状の三角形である。
1972〜1973 1303
1302をベースに、当時としては最新・最強のモデルとして登場したのが1303である。ラウンド・タイプのフロント・ウインドー、ソフトパッドに覆われた乗用車的デザインのインパネの採用に加え、1600ccエンジンの搭載など話題には事欠かないが、ポルシェが線を引いたオリジナル・ラインの美しさは希薄となり、新機軸とされたサスペンションも問題があったため、1302/1303シリーズは1970年代半ばに終焉となった。
1949〜1980 カブリオレ
戦後間もない1949年からカルマン社による4シーターモデルが加わり、ドイツ本国のみならず、アメリカ市場においても大成功を収めるモデルとなった。セダンよりも1ランク上に位置づけられるモデルで、セダンの改良と共に推移。トップ(幌)は3層構造の独特なもので、極めて優れた耐候性能が大きな特徴。開閉操作は手動。

 CONTENTS
 昔のだって、今のだって、
 最高の相棒になってくれるのがVWビートルです。
・わぁ〜い、ビートルだぁ!!
・拝見! 素敵なビートル生活
 試乗インプレッション(小)
・ニュー・ビートルのハート
 海外試乗インプレッション
・時代ふたたび?!
 VW NEW BEETLE
・愛嬌のある「まん丸くん」と一緒に暮らそう!
 遊び倒して愉快・痛快!
・ニュー・ビートル好きのミーティング
・OLD & NEW BEETLE MEET!
・VW NEW BEETLE ACCESSORIES GUIDE
 AIR COOLED VW BEETLE
・愛しの実用車。
 ビートルを手に入れてイベントに参加しよう!
 VWビートルには「集める楽しみ」もあるんです。
・プラスティック・モデルやミニカーを集める
 手に入れる前に知っておきたい
・VWビートル Q&A
 プロが教える“ステキなビートル”の選び方
・さあ、ビートルを買いにお店に行こう!
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2005年2月28日発売

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