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鉄道を撮るのに適切なカメラは?
「鉄道を撮るカメラは何がいいでしょう」そんな質問をよく受けます。特別鉄道向きというカメラは現在のところありません。日本のカメラは優秀ですから、どんな機材でもよく撮れます。
父親の使っていたカメラがあれば最高、昔のカメラはきっちりと動くからです。長いこと使っていなかったのなら、レンズの曇りとシャッタースピードだけチェックしてください。少々遅くなっているくらいなら大丈夫。ネガカラーで撮影すれば許容範囲内に収まります。
▼会津鉄道の秋。フィルム一眼レフで撮影。1990年 P:広田尚敬
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撮影対象は「心を動かすもの」
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旅に出て、実際に撮影するものは何でしょう。「電車好きでカメラを持って出かけるのだから、電車」という答えは、確かに当然の答えです。しかし半分は当たっていますが、それがすべてではないのです。
実は、撮影する大事なものは「感動」なのです。目にする「形」も確かに大切ですが、それ以上に心を動かす要因が撮影対象なのです。電車のかっこいい走り、友人が真剣に鉄道を撮っている姿、撮影ポイントを通りかかったかわいい仔犬……。鉄道の撮影は電車の形を撮るだけではありません。人生の感動を捉えるものなのです。
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▼30年前の只見線で撮影。何気ないスナップ写真が感動を呼ぶことも。 P:広田尚敬
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