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1910年に登場したイタリアの名車「アルファ・ロメオ」。官能的なスタイルとパフォーマンスで、多くのドライバーを虜にしてきた「秘密」をちょっとだけ教えちゃいます。

イタリアン・パッションあふれるアルファ・ロメオたち

あなたなら、どれを選ぶ?

147
2002年に登場した、小粋でコンパクトなアルファ・ロメオの末娘が147だ。設計が新しいため、日本車から乗り換える人にも安心の一台。テーマが「トーキョー」ということで日本人にとって親しみやすいのもうなずける。軽快でスポーティなフィーリングにファンが多い。

SPIDER
一瞬で人々を虜にする、美しいボディラインを持つのが「SPIDER」。デビューから約40年を経た今も、多くのファンを魅了し続けている。1966年に登場した初代は、基本設計を最後まで変えることなく、1992年まで生産。2代目は1994年に登場、初代と打って変わってモダンなスタイリングとなった。

156
1997年のフランクフルト・モーターショウで初披露された「156」。アルファ・ロメオの中で、ファミリー向けとされている。エンジンや変速機によって異なる個性を持ち、それぞれが魅力的なのが特徴で、近年のアルファ・ロメオの代表作と言える一台。

GT
新世代アルファ・ロメオのスポーツ・クーペ「GT」。エンジンは、3.2リットルV6と2.0リットル4気筒JTSの2種類となる。乗り込む前から早くもぐっと押し寄せてくるデザインと、アルファならではの活発なパフォーマンスに、夢中にさせられること間違いなし。

166
せせこましい日常などどこ吹く風、といったたたずまいからして、誰もが一目置くアルファ・ロメオの最高級モデル「166」。一度でもアルファ・ロメオの魅力を知った人にとっては、ゆったりとしたインテリアに身を任せて、自分の思うがままにドライブしてみたいと思わせる一台だ。

アルファ・ロメオトリビア

アルファ・ロメオのちょっとした「へぇ〜」教えます

1

アルファ・ロメオの発祥はイタリアでなくフランスだった

アルファ・ロメオはイタリアの自動車メーカーだが、その歴史を紐解くとそのルーツはフランスにあった。1906年、イタリアに、ダラック・イタリアーナという会社があった。フランスの自動車メーカー、ダラックをイタリアで生産するための会社である。しかし不況の影響を受け、ダラック社の業績は、急速に悪化する。これを知ったイタリアの企業家集団が、イタリア人によるはじめての自動車メーカーを設立するためにダラック・イタリアーナを買収した。これが、1910年に誕生したA.L.F.A(ロンバルディア自動車製造株式会社)である。だが、この会社の業績もうまくいかず1915年、ニコラ・ロメオが経営に参画する。これをきっかけにアルファ・ロメオが誕生した。

 

2

人を食べる大蛇と十字架エンブレムの由来

アルファ・ロメオのエンブレムは、少年をくわえた大蛇と十字架を組み合わせた、ミラノ市の紋章が使われている。その理由は、A.L.F.Aが産声をあげたのが、北部イタリア、ロンバルディア州の州都ミラノだったからである。この紋章は元々、ミラノを治めていたビスコンティ家のもの。紋章自体が盾の形をしていることからわかる通り、由来は十字軍遠征に関係したもの、というのが定説となっている。
十字架はそのまま十字架を、大蛇は十字軍の象徴である竜を意味する。食べられているのは、聖地を冒涜する異教徒サラセン人だ。

 

3

アルファのエンブレムからミラノの文字が消えた理由
 

アルファ・ロメオの発祥はミラノ。そのため、エンブレムには必ず「MILANO」の文字が刻まれていた。ところが1972年、突然エンブレムからミラノから消えてしまう。理由は、南イタリアのナポリにも工場を開設したため。これは、南イタリアの雇用を活性化し、イタリア国内北部と南部の経済格差を埋めるために採られた措置。ミラノ以外に工場を持ったため、ミラノの文字を消したということだ。こうして南の工場で、新型車「アルファ・スッド」が生産されることになった。スッド名前は南(スッド)の工場で生産されることに由来。これに対して、ミラノで生産される車はノルド(北)系と区別されるようになった。

 

4

アルファ・ロメオはイタリア国営企業だった

アルファ・ロメオは、今まで数度の経営難に陥っている。最初は戦前、二度目が終戦直後。その時に採られた再建策が企業の国営化だった。それを機に高級スポーツメーカーだったアルファ・ロメオは、大衆のためのスポーツカーメーカーへと変貌を遂げた。経営難からの再スタートにも関わらず、レーシングカーに使った最先端のメカニズムを惜しげもなく市販車に投入したアルファ・ロメオは、理想を思い求めた贅沢な車作りで、ジュリア、スパイダー、アルフェッタなど、後世にその名を残す名車たちを続々と生み出す。しかしそれがアダとなり、再度の経営難に落ち込み、1986年に売却を決定。長く続いた苦境の末、現在のフィアット傘下へという形に落ち着いている。

 


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 CONTENTS
・ほんとのシックって、こういうコト
 一番身近な147シリーズ、こいつが今の一番人気!
・あふれでるドラマティック
 風と遊ぶオープン・エア・モータリング、
 スパイダーが欲しい。
・パッショネイトな毎日はいかが?
 新車でもユーストでもOK。選びやすくなった
 156シリーズ。
・この世で最強のCOOL & SEXY
 アルファの“GT”に対する考え方の具現。
 これからブレイク必至のGTに大注目。
・成功者たちに、遊びゴコロを一滴
 全てを満たしたフラッグシップ。高嶺系でも諦められない!
・振り回されてみるのもいいんじゃない?
 147以前のベーシック・アルファ。
 まだまだ魅力は満載だ。
・大歓声は鳴りやまない
 日本にアルファ・ロメオの名を知らしめた、
 名車中の名車はいかが?
・HOT & COOL、ときどき辛口
 世界に衝動を与えた美しきクーペ。
 伊達を気取りたいならコレが一番!
・これからのアルファ
 日本上陸が待ち遠しいブランニュー・アルファ達。
 フィアット・オートジャパン広報本部長
 サラ・セレリさんインタビュー
・みんなの笑顔とアルファ・ロメオ
 私の元気はそこから生まれる
 アルファ・ロメオ・グッズ・コレクション
・アルファ・ロメオで飾る
 ライフスタイルをおくろう
 アルファ・ロメオ・グッズ・コレクション
・アンティパスト・コラム
・スペシャル・ショップ・ガイド
 アルファ・ロメオのモノ知りになるための
・アンティパスト・コラム
2005年7月11日発売

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