2004年にデビューしたSUPERDUKEも2007年に第二世代に進化した。もともとオフ車テイストの疲れないポジションと過激なコーナーリングパフォーマンスを組み合わせた画期的なマシンだったが、このモデルでは車体のジオメトリーが変更され、走行安定性を増しつつも、アグレッシブなハンドリングはさらに過激な方向に味付けされた。
超軽量の4バルブDOHCエンジンがパフォーマンスの要であることは間違いないが、新設計ケーヒン・フューエルインジェクションシステム、ブレンボ製ラジアルマウントキャリパー、320mmのフローティングディスク、前後のホワイトパワー製サスペンションなど、脇を固める装備群も性能向上に大きく貢献している。また、燃料タンク容量は4リットルほど増量され、ストリートバイクとしての利便性もアップした。
しなやかにショックを吸収しつつも、抜群の剛性を誇るフロント周りと、指一本でフルブレーキングまでコントロールできる制動力を駆使すれば、ワインディングでこのマシンに互角に対抗できるマシンはそう多くは無いはずだ。
■KTM 990 SUPERDUKE 主要諸元
■全長×全高×全幅(各mm):2110×840×1065 ■シート高:850mm ■軸間距離:1450mm ■半乾燥重量:186kg ■排気量:999cc ■エンジン型式:水冷4ストロークDOHC4バルブ75°V型2気筒