免許制度に合わせて開発された日本専用モンスターだが、中型クラスにツインモデルが少ないということもあって、そういう意味でも貴重なモデルと言える。
2007年モデルでは、フォークブリッジやキャリパーマウントなど、各部がブラックアウトされ、精悍なスタイルが強調された。モンスター系でもこのモデルだけとなってしまった左右2本出しのマフラーもシンプルな外観とマッチしており、純粋にひとつのネイキッドバイクとしてみても非常に美しい。
出力は排気量なりの44馬力と控えめだが、かなり強力なモデルが増えてしまったドゥカティの中にあって、ベテランには「自由自在に操れる」喜びが感じられるマシンといえる。一方、中型免許しか持たないライダーにとってもこれほど所有欲を満たしてくれるモデルは少ないのではないだろうか。ファミリーの末弟ながら、伝統の美しいフレームワークや、マルゾッキ製倒立フロントフォーク、ザックス製リアサスペンションユニット、300ミリ・ダブルディスクとブレンボ製キャリパーを組み合わせたブレーキシステムなどを装備し、上位モデルに全く引けをとらない。(*写真はイタリア仕様のM695)
DUCATI モンスター 400 主要諸元
■全長×全高:2100×1212 ■シート高:770mm ■軸間距離:1440mm ■乾燥重量:168kg ■排気量:398cc ■エンジン型式:空冷4ストローク・2バルブデスモドロミック・L型2気筒■カラー:レッド・ブラック